最終夜
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
そんなアレンを見て翠は苦笑いをしている
(それでも好きなんだよな…アレンにベタボレだな(笑))
そう思うと顔が自然と綻んでいく…
「何笑ってるんですか?(黒笑)」
「秘密!アレンには教えない。」
「ラビとか神田に言ったら怒りますよッ!」
敢えて無言で返した翠
「白虎…蒼の容態どう?」
アレンに背を向けて、白虎に話し掛けた。
{少し、危ないかも知れません。出来る事は全部しました…後は自分自身が生きたいという気持ちさえあれば良いのですが。}
「精神の中に入って引きずり出すしか無いな…」
{止めろ!あいての精神に呑まれたら…死ぬんだぞ?もう誰にも会えなくなるんだぞ!}
「また青龍か…確かに縛魂は危険だ。でも、俺は陰陽師の中でトップだった…だから、俺の式神になってくれたんだろ?心配すんな。俺が死んだら異界に帰れるようにしてあるから」
{俺はお前が陰陽師でトップだったから配下に下ったわけじゃない。お前の人を思う気持ち、直ぐに独りで抱え込んで無理をするお前…強くなるためなら、仲間を守るためなら命をも惜しまない。そんな…そんなお前だからこそ配下でも良いと思えた。お前じゃなきゃわざわざ異界から降りて人間の配下になんかなるものかッ! }
怒鳴って、姿を消した。
.