最終夜
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その手を優しく包み込み広げた。
「そんなに強く握っちゃ駄目だよ?痛いでしょ」
アレンは翠を見ていた。
「アレン…これから先何があるか分からない。でもね、1人で抱え込もうとしないで。戦おうとしないで…私も一緒に背負うし戦うから…お願い」
アレンは翠を抱き締めた。
「僕は貴女にそんなに心配を掛けていたんですか…すみません!だから、そんなに震えないで下さい」
「私はアレンを失うことが怖いの…1人で背負い込むから。もっと辛い」
アレンの胸に顔を埋めながら言った。
服を濡らすのは翠の涙…
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