最終夜
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また顔が赤くなる…
「意地悪…昔の優しいアレンは何処だよ」
「此処にいるじゃないですか?」
にっこりと微笑んだ。
「此処まで黒いとは思ってなかったんだよ!」
「此は師匠のせいですから。恨むなら師匠を恨んで下さいね」
「…クロス、殺す!」
眼光がヤバい…ほど怪しく光っている。
「そんなのは良いですから、楽しみにしてますよ?」
「そんなん知らん」
アレンは捨てられた子犬のような顔をした。
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