第十六夜
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かったるそうなクロスに言われた通りにして、アレンは鍵盤を叩き、翠に振り返った。
「アレン?」
そして、アレンは翠を抱き締め首に顔を埋めた。
扉を開けてリナリーとクロスが出て来た。
「アレン?大丈夫…?」
髪を撫でた。
「お前が何を言いたいのか分かってる」
「どうして…っ。あの楽譜は…」
その言葉を遮るように声が響いた。
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