第十六夜
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正座を改めて、スポットがあてられた。
「あの…?僕ピアノは生まれてこのかた一度も…ピエロの時笛吹いたくらいしか」
《ティムが楽譜をもってる》
アレンの言うことには聞く耳を持たないかのような扱いをされた。
《翠…そのピアノの向かいにもう一台ピアノがあるはずだ。それを弾け…》
「了解しました…」
奥に歩いていき、ピアノに触れた。
(久しぶりかな…弾くのは)
人差し指でピアノの鍵盤を叩いた。
ポーンッ
自然と顔が綻んでいた。
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