第十五夜
夢小説設定
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そんな白虎に翠は力なく笑った。
「あんまり心配するな…」
{主…流石に我々も怒りますよ?縛魂もして…主の体…嫌、精神までもがボロボロです。少しは自分を大事にして下さい。主が居なくなったら仲間だけではなく我々も寂しく、とても悲しい…。お願いですから自分の体を大事にして下さい…。私は治癒能力がありますが、それは一時に過ぎません。治せる限度があります…私の力が戻れば直ぐにでも体の傷を治してあげられるのですが…自分の不甲斐なさに泣けてきますよ…傍に居るというのに…全然役に立てなくて…主に「もう良いから…泣くな。俺は白虎に感謝しているよ。役に立てないなんて言うなよ?白虎達のお陰で俺は立っていられる…みんなの支えがあるから俺はここにいるんだよ。それは紛れもない事実。だから…支えられているばかりじゃ嫌なんだよ…今度は俺がみんなを支える。そう決めたんだ。俺はこの戦いで命を落とすかもしれない…でも、みんなを守れて死ねるなら構わない。両親を守れなかった分みんなを守る…だから、それを見守っていて欲しい。俺に着いてきてくれるんだるか…?」}
翠は白虎の涙を指の腹で拭った。
{{{{御意}}}}
「有難う…」
そしてニコリと微笑んだ。
「白虎…蒼を頼む。守ってあげて。」
そして、地を蹴った。
そして、アレン達がいる空間に入った。
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