第十五夜
夢小説設定
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翠の耳には微かに人の声が入る…
それはリナリーの声…
翠は意識を失いそうなのを我慢し、瞼を開けた。
塔の破壊されていく音が響く…
体を起こすために、体中の力を使った。
{主…}
「白虎…蒼を安全な所に…避難して。」
{怪我が…}
「良いから…行って。」
{分かり…ました。}
白虎は翠の腹に手を添え、傷を塞ぎ一礼をした。
翠は幾分痛みが取れたので立ち上がった。
(行こう…俺のイノセンス達。仲間を救うために)
瞼を開けると、その瞳は…
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