第十四夜
夢小説設定
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そしてラビの大きな声…
そこに向かって走っていく翠…
ラビの体を抱き締めた瞬間、火柱が出来た。
外の声は全く耳に入らない…
「ラ…ビ。死な…ないで」
残り少ない空気を使い精神の中に居るラビに聞こえるように叫んだ。
「ラビーー死んじゃダメだ!」
火は砂になった。
翠は火が砂になる前に見たのはアレンだった。
その顔は必死で、そして苦痛を抑えるような顔だった。
(砂って苦しい…このままだったら死んじゃうのかな?)
翠はそんなことを考えていると、自分を抱き締めている人の腕の感覚を感じた。
(この感覚…バカだな。私には守らなきゃいけないものが沢山あったな…まだ死ねない。あの時以来にやるから出来るか?嫌成功させてみる)
そして、体からは霊力が徐々に溢れてきた。
仲間には当たらないように注意をして…
少しでも間違えれば大怪我、酷い時には死ぬ…
そして、周りの砂は全て吹っ飛んだ。
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