第十二夜
夢小説設定
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「なっにを言っ」
ビン底の顔は黒くなり額には十字架が現れた。
「出口欲しいんだろ?やってもいいぜ?この方舟に出口はもうねェんだけど、ロードの能力なら作れちゃうんだな出口」
地面から扉が出てきた。
「うちのロードはノアで唯一方舟を使わず空間移動ができる能力者でね。ど?あの汽車の続き。こっちは出口、お前らは命を賭けて勝負しね?今度はイカサマ無しだ。少年」
「どっ、どういうつもりレロティッキー、伯爵タマはこんなこと」
「ロードの扉とそれに通じる三つの扉の鍵だ。これをやるよ。考えてつっても四の五の言ってる場合じゃねェと思うけど」
上から崩れた建物がティキ・ミックの上に落ちてきた。
「ティッキー!」
「たっ、建物の下敷きになったである」
「死んだか?」
そこに光る物があった…
それを瞬時に捕らえた神田。
「エクソシスト狩りはさ…楽しいんだよね。扉は一番高い所に置いておく…崩れる前に辿り着けたらお前らの勝ちだ」
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