第十夜
夢小説設定
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「だが、装備型は適合者と身体的な繋がりは無い。その分装備型はイノセンスを制御するのが難しいんだ。シンクロできてもあの強力なイノセンスの力を上手く抑えられない。だから、我々はイノセンスを対アクマ武器に改良するんだよ。武器化はイノセンスの力を拘束し適合者とのシンクロをより容易にするためのもの。そうして造られた武器に装備型は自分をシンクロさせて発動するのだ。だが、寄生型は改良していないイノセンスの原石とシンクロを行う。こう言うと失礼かもしれないが、寄生型の適合者はその体自身がイノセンスの力を拘束する武器のようなもの。存在自体が対アクマ武器なんだ」
「僕が武器…?」
「わかりやすく言うとだ。キミは確かに人間なんだが…我々がイノセンスを対アクマ武器にする時はまず、そのイノセンスを知ることからはじめる、その能力に最も合った形状、性質、機能性…スタイルを導き出すんだ、キミはまだ自分のイノセンスをよく知れていないのではないかな。キミがイノセンスの能力に合わせたスタイルになってないことが、発動できない原因ではないかとボクは考えたんだ。げほげほっ」
「バク様しっかり!」
((ただのジンマシンじゃ…))
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