第十夜
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「この部屋は…!?煙…じゃない。何ですかこれ…?霧!?」
「これがキミの左腕だったイノセンスだよ」
「えっ、ええっ!!?この霧が?」
「霧ではない。形を無くし粒子化しているんだ。通常粒子になるまで破壊されればイノセンスであっても消滅する。だが、このイノセンスは消滅しなかった。それどころかキミを助け今もなお、神の結晶としての力を失わずにいる」
「お前を竹林から運んだ時も、この霧がお前を守るみたいに周囲に満ちてたぜ。おかげで前が見えなくてここに帰るの苦労したんだ。」
「こんな状態になっても生きてたなんて…どうして僕のイノセンスだけ…?」
「残念ながら我々の科学じゃ、そこまで分からない。コムイですらこの事は予想の範疇を越えてたらしい。珍しくあの男が非科学的な事を言っていたよ。あの子は、アレン・ウォーカーは特別なのかもしれない。神に愛された存在なのかもーって」
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