第十夜
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部屋に着くと、女の子しか居なかった。
「風よ 我の声に答えよ アレンの居場所を 示せ 」
翠は走って行った。
「アレーン」
「え?翠じゃないですか」
「アレン…生きてる…良かった」
アレンに抱きつき、泣いた。
「泣かないで下さい」
「アレンだって泣いてる…その手…何で」
「あっ、これは今自分で」
「はぁー?また傷つくって、我の声を聞け 癒やしの風よ吹きたまえ この者の手に 癒やしを与えん 急々如律令 」
「二回目ですね…有難うございます」
「あーーーっ!!!見つけたぞテメェ!!何勝手に病室抜け出してやがる!!」
その足はアレンには当たらなかった。
「エクソシストだろうが、アジア支部にいる以上勝手な行動は慎みな!大体テメェ起きたんならます、あたしに挨拶だろ!あたしはお前を竹林から、ここまで運んでやったんだぜ!横の奴と一緒に。めちゃめちゃフラフラしてんのに無理してたぜ」
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