第九夜
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(消えた…何処に?)
立ち上がり精神を研ぎ澄まし、アレンの気配を探った。
(いた!でも、とても弱い波動…スーマンの波動は…ない。他の…伯爵に似ているような…まさか…)
足を動かし始めた。
尋常じゃないほど足が速い…
リナリーの黒靴を超すような…
人には捉えることの出来ない速さだった…。
(まさか…ノアがいるなんて…イノセンスが狙いか…)
森の中を進んで行くと、アレンの絶叫が聞こえた。
(もうすぐ…)
ザッ
「アレンに手出したら殺すぞ?ノア」
「千年公が言ってた翠だっけ?」
「まだ俺の事仲間にしようとしているのか…」
「そうだよ」
そう言いながらアレンにティーズを入れた。
「やめろー!!!」
そして、霊気を放った。
「今日の所は帰るよ。またな…翠」
姿は闇に溶けていった。
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