第九夜
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「でも、あなたは難病を患った娘さんの治療費代と引き換えにエクソシストになる道を選んだ。あなたは死にたくなかった。もう、生きて会えないと覚悟して別れたハズなのに家族に恋い焦がれた。敵に仲間の情報を売ってまで命乞いをした。生きたかったんじゃないのかスーマン!!」
(スーマンの内で見た右腕に寄生しているイノセンス…あれを右腕ごと切り離すしかない。片腕を失ったとしても命は助かる。生きたいと願う彼の心を信じるんだ。やるしかない)
「いくぞイノセンス…」
その言葉も虚しく、アレンの腕は…
「あ…っだれか…っ」
「アレン!!!」
痛さに涙が溢れ出しているアレンを抱きしめた。
「アレン…アレン…」
アレンはとうとう意識を手放した。
「アレン…無理するなって言ったのに…」
空から光が差し、スーマンの体が壊れていく…
その音によりアレンは目を覚ました。
「崩れて…いく?どうして…スーマンは…うっ」
「アレン…もう…やめて」
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