第八夜
夢小説設定
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翠は先ほど案内してくれた人に持ち上げられそうになったが、難なく交わした。
「マホジャやめなさい。その方は女性です」
「あっ、バレてたんだ…」
「フフ…さっそくで申し訳ないのですが、クロス様はもう、ここにおりません」
「「「「「「え?」」」」」」
「旅立たれました。八日ほど前に。そして…」
「今…なんて…?」
「八日前旅立たれたクロス様を乗せた船が海上にて撃沈されたと申したのです。」
「確証はおありか?」
「救援信号を受けた他の船が救助に向かいました。ですが、船も人もどこにも見当たらず、そこには不気味な残骸と毒の海が広がっていたそうです」
「師匠はどこへ向かったんですか?沈んだ船の行き先はどこだったんですか?僕の師匠はそんなことで沈みませんよ」
涙を流し始めたアニタ…
「そう思う?マホジャ私の船を出しておくれ。私は母の代より教団の協力者として陰ながらお力添えしてまいりました。クロス様を追われるのなら我らがご案内しましょう。行き先は日本ー江戸でございます」
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