立海大附属
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基本彼女はマネージャー(2人出す時もあるかも)
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「じゃあね佐助くん、また遊んでねぇ」
「うん、バイバイ」
夏休みを利用して俺の家に泊まりに来るからきた彼女の○○。時間は午前10時を過ぎたあたりだったが、家に来た途端甥の佐助くんに捕まり俺との会話も少なく2人は昼近くまで遊んでいた。
ちょうど昼飯の時間になり家族と○○が肩を並べて食卓につく。その間も佐助くんや両親と会話に花を咲かせ俺との会話はほとんどない。
最初こそ○○のような女子と交際するなど思いもしなかった。
彼女は物静かと言うよりも丸井や切原と一緒に騒ぐようなタイプだし、制服のスカートだって校則より短い。髪だって3-Bのふたりに比べれば落ち着いてはいるものの染髪をしてる上に、3つほどピアスの穴も開けていた。
我が立海テニス部のマネージャーとして活躍しているから気配りもでき、頭も切れる。それでいてどこか抜けていて、ミス立海にも強制的にだが出場し、2年連続優勝を勝ち取っている可愛らしい面持ちの女子。
誰が見ても俺のような男と付き合うようには見えなかった。
昼飯を終えやっと二人きり。俺の部屋の床をごろごろしながら呑気に来る途中のコンビニで買った雑誌をパラパラとめくっている。
「弦一郎」
「む?なんだ?」
雑誌を手に持ちながら四つん這いで隣まで移動して夏で暑いというのにピッタリと体をくっつけ座り直す。それから雑誌を広げこの服かわいいだとか似合うかなとか話しかけてくるが、いまいち俺には女子の服はわからなくて曖昧な返事をしてしまう。というより今日まともに会話した内容がそれだということも切ないものだ。
制服よりも短いスカートに生脚がさらけ出されていて思わず触れたくなる。香水なんてものは付けていないはずなのに○○の匂いはなんだか心触れたくて仕方がなくなるそんな匂い。
「○○、ここに来い」
「ん。寂しくなっちゃった?」
にやにやしながら俺の足の間に大人しく背を向けて座るとまたパラパラと雑誌をめくり始める。俺としてはこちらを向いて座って欲しかったのだが、と声にはできぬ思いを飲み込む。
腹に手を回して俺も雑誌をのぞきこむようにしてみていれば雑誌の次のページのタイトルに吹き出しそうになった。
「わぁ……」
「け、けしからんタイトルだな」
「夏だからね。そういう体験したくなるんじゃない?」
普通のファッション誌かと思いきや後ろの方には学生カップルのセックス事情なんぞ書いてあって心底驚いたが、あまり珍しくないのか○○はそのページまでフムフムと読み出している。終いには「弦一郎もこれよんで、すごいよ」と記事を読ませてくるものだから少しだけ顔が赤くなる気がした。
「弦一郎はどういう時シたくなるの?」
「なっ。俺は」
「私はね、弦一郎の匂いがするとシたくなるよ」
○○はまだ途中の雑誌を放り投げて体をくるりと反転させ膝立ちになり向かい合う。そのまま首に腕を巻き付けて俺の耳元や項あたりに顔を埋めて動かない○○にどうしていいか分からず背中に手を回したまま俺は固まっていた。
「弦一郎の匂い好き、なんか男の人って匂いがする……ん、それに私しか知らないの」
「汗臭いとかではないのか?」
「んー、違うかな。なんだろ、弦一郎フェロモン?ふふ、知ってる?その人の匂いが好きってね、遺伝子レベルで相性がいいってことなんだよ」
くすくす笑いながら俺の皮膚に鼻を擦りつけるように擦り寄ってくんくんと一生懸命匂いを嗅ぐ。
私だけしか知らないか。確かに他人の匂いをそう深く嗅ぐことは無いだろうし、○○以外の女子と顔を近づけ合うことも少ない。身長差が30センチ近いのでふたりきりになると俺のことを座らせてぎゅっと頭を抱きしめるようにする癖は匂いを嗅いでいたのかと今更ながら納得が行く。
遺伝子レベルで相性がいい。そう言われれば悪い気はしないし、○○のなんとも言えぬ香りは今言ったフェロモンと言うやつなのかもしれない。どうやら俺たちは本能で惹かれあっていたのだろうか。
お互いの性格は全くタイプではない。ただ気になって仕方がなかった。手に入れたくなったのだ。ミーティングやちょっとした相談でマネージャーである○○が俺を呼ぶ度に見上げて話させるのは首が痛いだろうと少し屈んで話をしていた。その時にお互い感じていたのだろう、フェロモンというやつを。
「ならば俺たちはお互い相性がいいのだな」
「うん?」
「俺もお前の匂いがたまらなく好きだ、ずっと触っていたくなる」
「へへ…弦一郎もそういう煩悩まみれなこと思うんだね。でも嬉しいや…本能で弦一郎に選んでもらえた」
「初めて○○を抱いた時から煩悩まみれだ」
膝立ちしていた○○はやっとこ俺の胡座の上に腰を落ち着けて嬉しそうにくっついてくる。それから名前を呼べば顔を上に向けて俺から降ってくるキスを大人しく待つ。相変わらず唇がプクッとしていて気持ちがいい。唇をぺろり舐めあげれば唾液に濡れる赤い舌が少しだけ出されてそれ以上のキスを望まれた。俺の口に対して○○の口は小さく、やろうと思えば全部口の中に収まってしまうのではないだろうか。まるでこいつを食べてしまうような、そんな勢いで舌を合わせ無我夢中で口内を荒らす。そうすればもう本能は止まらなくなって、背中に回していた手が○○の服の中に入ろうとスカートにしまわれていたシャツの裾を引っ張り出した。少し乱暴だったかもしれない、○○は一生懸命キスには応えてはくれるが服を乱した腕をがっちり捕まえて服の中に侵入することを拒んだ。
「げんいちろぉ…」
「すまん…」
「違うの、ん…」
唇が離れると2人の唾液でてらてらと○○の唇は光る。それに見惚れていれば、掴まれていた手は背中から腹の方に回って結局シャツの裾を掴まされた。どうすればいいと見つめれば、無言で捲ってと言っているような気がして胸の上までシャツを捲りあげる。そうすれば下着に寄せられて出来たIラインの谷間に見慣れない黒を基調としたブラジャーが胸を包んでいた。
「可愛い?弦一郎の好きな色、でしょ?」
「ああ…この下着は見たことがないな。新しく買ったのか?」
全体が黒で花柄の細かい刺繍が施され、よく見れば肌色が透けて見える。少しおとなっぽいデザインの下着。いつも淡い色ばかりつけている印象だったが黒も似合うなと思わず感心してしまう。じっと見つめていればバツが悪くなったのかモジモジとしだしてどこに視線を向けていいかわからなくなっている様子を見せた。
「好き?こういうの」
「そうだな、いやらしくて……」
「ちょ、いやらしいとか言わないでよ。なんか悪い子みたい」
「すまん…、似合っている。しかしこんな透けた下着どこで…」
小さな声でネットとだけ答えた○○。先程背中から手を入れようとして止められたのはブラジャーのホックを外されると思ったかららしい。
それはそうとこんな格好を見せられて触ってもいいのだろうかと思案していると「いいよ」と許可が降りた。
下から持ち上げるようにように胸を撫でると手には柔らかい弾力と下着のいいさわり心地が残る。
まだ触れただけだが○○は少し潤んだ瞳で俺の様子を伺っていた。自分で見せた癖にあとから恥ずかしくなったようだ。
せっかく可愛らしい下着だ外してしまうのはもったいない。しかしそのままずり上がるのも下着を痛ませてしまいそうだとホックだけを外す。支えを失った胸の上にブラジャーは飾ったまま直接胸を捏ねるように揉む。時々乳首を強弱つけて摘むと快楽に顔を歪めて見せた。
「このままシてもいいのか?」
「そういう気分になって欲しくてあれ見せたの」
「ああ…、本当にお前は可愛いやつだな。下も見ていいか?」
「うん。腰浮かせるから、待って」
あの雑誌もどうやら仕込み。そういえば最近まで忙しくて○○とするのは久々になる。どうやら俺がどうしたらムラムラするか考えた結果好きな色の下着にああいう本の内容で誘うという結果になったらしい。
腰を浮かせた○○のスカートの裾をゴムのところに巻いてしまい手で持たなくてもスカートの中が見えるようにする。ショーツの方も上と似たようなデザインで、こちらも肌が透けて見えた。それから横のラインはリボンで結ばれていてこれが俗に言う紐パンというやつかとそれを引く。しかし残念ながらショーツの紐は解けずそのままだ。
「弦一郎それ飾り…、やっぱ解けるやつがよかった?」
「いや…あまりそのようなのは履かんでいい。まだな」
「ふふ、やっぱ履いて欲しいんだぁ…あ」
これからする行為には似合わないほど楽しそうにコロコロ笑う。まぁ紐パンの紐を解くというのは男のロマンだ。履いてもらえるのならいずれは履いてもらいたい。
わらっている○○を無視してショーツを太もものあたりまで引き下ろせば恥ずかしくなったのか見えないように俺の体にくっついてくる。
「○○」
「ん?」
「見えないではないか」
「やっ…待って。ゴムとってくるから」
脱がせたばかりのそこへ指を這わせ既にくちゅりと濡れていて指先で陰核を優しく弾けば甘い声を上げて俺に捕まる腕に力がはいる。
俺の部屋には甥が入ってきたりするからとコンドームはいつも○○が管理してくれている。最後にしたのは2ヶ月くらい前だろうか以前買った残りのゴムを鞄から出して俺の手に握らせた。
「ねぇ、まだ明るいけどしても平気?」
「誘ってきたのは○○だろう?今更だ」
「佐助くん来たらどうしよう…って今思ったの……ぅあんっ、や」
ここまで来て止められるものかと、露出しっぱなしの胸にかぶりついて赤子のように胸を吸い、陰核と濡れた秘部を刺激していれば、心配していた顔はどこへ行ったか、ただただ快楽に溺れる愛しい女の顔に変わった。
愛らしい声を少し我慢しながら愛撫を続けてやると耳元で「欲しい」と甘える声が聞こえる。俺はズボンと下着を性器が露出する程度だけずらし、手際よくゴムをつける。ゆっくり腰を下ろさせて俺の上に座ったまま繋がると○○は俺の胸板に顔を埋めて再びくんくんと匂いを嗅ぐ。
「佐助くんは午後から宿題の時間だ、○○が大きな声をあげなければ問題ない」
「かんば、う…っん…」
「今日はこのまましよう、久々で少々キツいが痛くないか?」
「へぇき、動いて弦一郎…。それとも私が動く?」
「いや、俺が動こう。そうだな、○○は夜にでもまた動いてくれ」
耳元で囁いたあとにキスを落とす。それがはじまりの合図で○○の細い腰を掴んで固定しながらゆっくりとナカを突き上げていく。そうすれば甘い鳴き声の中に好きという単語が混じってお互い衣類を半端に身につけたまま求め合った。
「腰が痛い」
「加減ができなかった…悪い」
「いいよ、なんか私も腰動いちゃってたし。それよりホック止めて弦一郎」
久々の行為にいつも時間をかけてするセックスがふたりとも快楽に負け激しく性急になってしまい慣れない座位で○○は少し腰に来たようだ。
行為の後片付けをして自分の身なりを整えたあと、彼女のショーツを元の位置に引き上げるとついでにブラジャーのホックもと背中を向ける。
ブラジャーの両端を捕まえてさぁ付けようとしたその時廊下から佐助くんの声が聞こえる。
「おねぇちゃん、弦一郎!いるんでしょ?」
スパーンと開け放たれた襖にふたりしてびくり肩を震わせまだホックをつけていないが仕方なくシャツを急いで下ろす。
佐助くんは○○に酷く懐いてしまって、彼女が来ている時は大概くっつきたがる。そしてものすごく俺に勝ち誇った顔をしてくるのだが、今○○にくっつかれるのはまずい。後でくるように伝えようとすれば、佐助くんは風の如く彼女の胸元へダイブ。
「あれ、おねぇちゃん、昼間より胸やわい」
「わわ……そんなことないよ?こんなもんだよ」
「そっか、ねぇ宿題終わったから遊んでよ。弦一郎も」
「呼び捨てはやめんか…」
完全にホックをつけるタイミングを失ってしまい、外に連れ出される○○をなんとか1回佐助くんから引きはがすのはなかなか骨が折れた。
ブラジャーをつけ直している最中も佐助くんは「おねぇちゃん、はやくー」と部屋の襖を開けそうで焦ったがなんとかそれは我慢してくれて○○が部屋から出てくるなり手を引いて庭にかけていく。
「やっぱり夜ゆっくりだね」
そうすれ違いざまに笑った彼女にドクンと下半身が疼いて暫くそこから動けなくなったのは彼女にはひみつの話だ。