歪んだ本性(Re)
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あれからどれくらい時が経っただろうか。いっこうに行為が終わる気配がしない。まだ幸村は俺の全身を……。
「美味しいですよ、三成殿」
「気持ち悪い……頼む、幸村……、早く終わらせてくれ」
「そうですか?ふふっ、この姿を人に見られたくないのですね」
「うるさい―――っぐぁ!」
「下手に何か言うと……貴方の骨、折りますよ?」
俺と幸村の力の差などわかっている。だからこそ早くしてほしい。俺はこんな幸村……正直、見たくない。
「殿、少しお話が――っ!?」
「左近……左近!!」
「おや?お客様みたいで―――」
「今すぐ殿から離れろ、幸村」
部屋の戸が開くと同時に、左近が珍しく低い声で幸村に殴りそうな勢いで言った。俺のこの姿を見たのだ。……すまん。見たくもないものを見せてしまったな。
「何故です?」
「殿は仕事中だ、邪魔するな」
「たまには息抜きも必要ですよ。そういったことは、貴方が一番知ってるのではないでしょうか?左近殿」
怒りを全面に出す左近を煽るように口元だけの笑みを浮かべる幸村。それに対して左近は不快そうに眉間にシワを寄せて頭を抱えている。
「あんたからそんな言葉が出るとはね。けど、今はその時機じゃねえ」
俺と幸村の間に左近の腕が入り、俺の腕が自由になった。
「仕方ありませんね。今日は大人しく退きます。けど、三成殿は私がもらいます」
「幸村……俺は―――」
「それでは失礼しました。……左近殿、この借りは一生忘れませんから」
幸村は部屋から去った。だがしかし、背中にまだ舌で這われた感覚が残っていて不快だ。
「殿」
「左近……すまぬ」
「殿が謝ることではありませんよ。安心して下さい」
「しかし……」
「とりあえず、お身体を洗いに行ったらどうです?そのままだと不快でしょう」
なるべく視線をこちらに向けずに左近はそう言ってくれている。その言葉に甘えてさっそく洗いに行くとするか……。
「……お前の言葉に甘えてさせてもらう」
「それがいいと思いますよ。ゆっくりどうぞ」
それから俺は幸村に汚された身体を洗いに行くことにした。
(左近side)―――
(殿も可哀想に……)
信頼してた幸村にあんなことをされたから傷ついただろう。だけど、いつか幸村は殿に対してあんなことをやると思っていた。
桜みたいに儚くて淡い色の肌で体が枝のように細い殿に対しての非道な行為。そして、首筋に己の跡をつける自己主張。
「やれやれ……」
幸村のやり方は怖い。じわじわと何かが来そうな感じがしそうだ。俺だったら、泣き叫ぼうと構わずにさっさと済ませるけど幸村は優しいからな。
幸村はついに行動に出たからしばらくは手を出さないだろう。顔が近いだけで殿が怯える。
「どちらが殿の心に近いか……見せつけたいねぇ」
誰にも見られず、聞かれないような場所で。これからの行動が楽しめそうだ。幸村に先手を取られたが、俺だって殿のことをーーー。
続く‥‥?
2018年08月27日 再編集
「美味しいですよ、三成殿」
「気持ち悪い……頼む、幸村……、早く終わらせてくれ」
「そうですか?ふふっ、この姿を人に見られたくないのですね」
「うるさい―――っぐぁ!」
「下手に何か言うと……貴方の骨、折りますよ?」
俺と幸村の力の差などわかっている。だからこそ早くしてほしい。俺はこんな幸村……正直、見たくない。
「殿、少しお話が――っ!?」
「左近……左近!!」
「おや?お客様みたいで―――」
「今すぐ殿から離れろ、幸村」
部屋の戸が開くと同時に、左近が珍しく低い声で幸村に殴りそうな勢いで言った。俺のこの姿を見たのだ。……すまん。見たくもないものを見せてしまったな。
「何故です?」
「殿は仕事中だ、邪魔するな」
「たまには息抜きも必要ですよ。そういったことは、貴方が一番知ってるのではないでしょうか?左近殿」
怒りを全面に出す左近を煽るように口元だけの笑みを浮かべる幸村。それに対して左近は不快そうに眉間にシワを寄せて頭を抱えている。
「あんたからそんな言葉が出るとはね。けど、今はその時機じゃねえ」
俺と幸村の間に左近の腕が入り、俺の腕が自由になった。
「仕方ありませんね。今日は大人しく退きます。けど、三成殿は私がもらいます」
「幸村……俺は―――」
「それでは失礼しました。……左近殿、この借りは一生忘れませんから」
幸村は部屋から去った。だがしかし、背中にまだ舌で這われた感覚が残っていて不快だ。
「殿」
「左近……すまぬ」
「殿が謝ることではありませんよ。安心して下さい」
「しかし……」
「とりあえず、お身体を洗いに行ったらどうです?そのままだと不快でしょう」
なるべく視線をこちらに向けずに左近はそう言ってくれている。その言葉に甘えてさっそく洗いに行くとするか……。
「……お前の言葉に甘えてさせてもらう」
「それがいいと思いますよ。ゆっくりどうぞ」
それから俺は幸村に汚された身体を洗いに行くことにした。
(左近side)―――
(殿も可哀想に……)
信頼してた幸村にあんなことをされたから傷ついただろう。だけど、いつか幸村は殿に対してあんなことをやると思っていた。
桜みたいに儚くて淡い色の肌で体が枝のように細い殿に対しての非道な行為。そして、首筋に己の跡をつける自己主張。
「やれやれ……」
幸村のやり方は怖い。じわじわと何かが来そうな感じがしそうだ。俺だったら、泣き叫ぼうと構わずにさっさと済ませるけど幸村は優しいからな。
幸村はついに行動に出たからしばらくは手を出さないだろう。顔が近いだけで殿が怯える。
「どちらが殿の心に近いか……見せつけたいねぇ」
誰にも見られず、聞かれないような場所で。これからの行動が楽しめそうだ。幸村に先手を取られたが、俺だって殿のことをーーー。
続く‥‥?
2018年08月27日 再編集