暗転
空欄の場合はつゆになります
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行かなければよかった。
銀時は何も変わっていない。
「待ってヨー!」
後ろから声がして、振り向くと神楽と新八だった。
「すみません本当に____何と謝ったらいいか」
二人の切ってきた風がつゆの顔にあたる。
暖かい風だと思う。
「いいの。それより相談料を」
「要りませんよそんなっ」
手で押し戻し押し戻されとやっている時だった。
「おいつゆ」
呼ばれて振り向くと、銀時が道の真ん中に立っていた。
「お前の羽織枝に掛けたの俺。パンツは知らねーけど、着替え一式だ」
未だ言うのかと暗い表情を晒すつゆは身構えて、しかしもう十分だった。
「いいの。そんなのはもう」
「よかねーよ。夜中に木登りするハメになった姿は傑作……じゃねえや。いけねえな。どうにも口が止まらねえや。ちょ……たんま」
肩を震わせて後ろを向く銀時の背中に二人分の蹴りが入った。
「つゆ」
呼ばれて振り向くと、土方がその場に立っていた。
「ぁ……」
「あ、じゃねえよ。帰るぜ」
先日から屯所の女中の人数が足りないというので副業として住み込みで働いているつゆをどうやら探してくれていたらしい。
「見回り中なんだよ。屯所まで送ってく。加勢なら俺がしてやっから案ずるな」
「何処に帰るって?」
土方は銀時に一瞥をくれた。
「妙な奴に絡まれるんだな。まさか、探し当てた一匹はこいつじゃァねえだろうな」
つゆは何も言わなかったが、そのつゆの前に銀時が出てこう言い切った。
「生憎仕事が詰まってるけどよ、一匹なら今すぐ俺が引き受けるぜ。沖田くんもいるみてえだし」
「旦那がですかい? そいつァ面白ぇや。堅気の皆さんがまったり眠ってるとこを刀交じ合わせて起こすのはいけねえや。一瞬で終わらせまさァ」
銀時と沖田の打ち合いになり、つゆの出る幕はなかった。
銀時は何も変わっていない。
「待ってヨー!」
後ろから声がして、振り向くと神楽と新八だった。
「すみません本当に____何と謝ったらいいか」
二人の切ってきた風がつゆの顔にあたる。
暖かい風だと思う。
「いいの。それより相談料を」
「要りませんよそんなっ」
手で押し戻し押し戻されとやっている時だった。
「おいつゆ」
呼ばれて振り向くと、銀時が道の真ん中に立っていた。
「お前の羽織枝に掛けたの俺。パンツは知らねーけど、着替え一式だ」
未だ言うのかと暗い表情を晒すつゆは身構えて、しかしもう十分だった。
「いいの。そんなのはもう」
「よかねーよ。夜中に木登りするハメになった姿は傑作……じゃねえや。いけねえな。どうにも口が止まらねえや。ちょ……たんま」
肩を震わせて後ろを向く銀時の背中に二人分の蹴りが入った。
「つゆ」
呼ばれて振り向くと、土方がその場に立っていた。
「ぁ……」
「あ、じゃねえよ。帰るぜ」
先日から屯所の女中の人数が足りないというので副業として住み込みで働いているつゆをどうやら探してくれていたらしい。
「見回り中なんだよ。屯所まで送ってく。加勢なら俺がしてやっから案ずるな」
「何処に帰るって?」
土方は銀時に一瞥をくれた。
「妙な奴に絡まれるんだな。まさか、探し当てた一匹はこいつじゃァねえだろうな」
つゆは何も言わなかったが、そのつゆの前に銀時が出てこう言い切った。
「生憎仕事が詰まってるけどよ、一匹なら今すぐ俺が引き受けるぜ。沖田くんもいるみてえだし」
「旦那がですかい? そいつァ面白ぇや。堅気の皆さんがまったり眠ってるとこを刀交じ合わせて起こすのはいけねえや。一瞬で終わらせまさァ」
銀時と沖田の打ち合いになり、つゆの出る幕はなかった。