東方project
名前変換の設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「これはなんの嫌味ですかっ…ふぐふぐ」
博麗神社に参拝していたはずの侍は、あまり博麗神社に訪れないはずの東風谷早苗に、侍の顔に早苗から胸を密着させて押し倒されていた。
博麗神社の縁側の出来事であり、のんびりしていた霊夢と魔理沙も驚愕していた。
「嫌味ってなんですかー!?守矢神社に侍さんが来てくれないの寂しいですー!」
「ふぐぐ…酸欠になっちゃうから、どいてください!話はあと!」
「しょうがないですねー」
名残惜しそうに体を起こした早苗に、倒れたまま息を荒く吸い込む侍も、なんとか座り込んだ。やはりあの柔らかさは羨ましい――じゃなくて。
不機嫌に霊夢は早苗を問い詰めた。
「あんた……よくもうちの神社で、よその宗教勧誘してんわね。大胆にもほどがあるわ」
「霊夢さんは黙っていてください!これは侍さんとの話なんです!」
すかさず魔理沙はツッコんだ。
「守矢神社でやれよ」
「そこなんです!ロープウェイが完成したとき、守矢神社に来た侍さんをお見掛けしたことがあるんです!それ以降、侍さんの顔が浮かぶようになって――」
「「それって一目惚れみたい(かしら・じゃないか)」」
霊夢と魔理沙が若干引きつつもハモる。
霊夢と魔理沙は逢引の瞬間を見て、頬を染めたことはあったが、いかんせん今回はただただ引くしかなかった。
「早苗のとこの宗教勧誘じゃないならいいわ。まあ、好きにやりなさいよ」
気を利かせたのか、どうでもよくなったのか、霊夢は「掃除をしよーっと」とジト目で早苗を見て退散した。遊び相手がいなくなった居づらさも感じた魔理沙は、若干侍と早苗がどんな会話をするのか気になったものの、箒を乗って退散した。
そして早苗と侍は二人になった(神社内には霊夢がいたが)。
「さあ二人きりになりましたね、侍さん!なぜ守矢神社に来ないのか、どうして博麗神社には来るのか説明してもらいましょうか!」
「えー、それは博麗神社のほうが妖怪と出会う確率が低いから――」
「ここも妖怪神社じゃないですか!」
「だって守矢神社って、妖怪向けのご利益が多いし、ルートもより危険そうな感じがあるし――それよりもなんで博麗神社にたまに来ることを知っていたんですか?」
「気になる子がいるっていったら、博麗神社に定期的に通っているとのこと、神奈子様と諏訪子様に教えてもらえちゃいました!」
それ、私のプライバシーがどこか漏れてないよね?――侍はゾッとした。いつか博麗神社以外の場所でも出会いそうだ。
たいていのお互いの疑問は解決したこともあり、つい侍はポツリとある言葉を漏らした。
「早苗さんってモテるでしょう?特に異性に――」
押し倒されたとき、何がとはいわないが、ダイレクトに味わったあの感触を思い出していた。
「なんかモテますね!」
「なんかって何!?」
「今度は私の伝える番ですよ!」
へっ?と侍は、首を傾げた。ぷくーっと頬を膨らませたのち、早苗は――。
「霊夢さんという商売敵のところに侍さんが通い詰めてるのは嫌です!守矢神社にお参りしに来てください!私も同伴します!」
侍の手を掴みぶんぶんと振った早苗に対し、侍は冷静に返した。
「妖怪の山って排他的なところだから、いきなり私のような人間が来たら、まずいんじゃ――」
「あっ確かに、侍さんにとっては危険かも――じゃあ侍さんの家に押しかけますね!」
「私の住所も知っているの!?」
「神奈子様と諏訪子様が特定しました!」
やっぱりプライバシー、あの二柱で駄々洩れじゃないか!
すると急に早苗は真剣な眼差しで侍を見つめる。早苗のレアな表情に、侍は少し目を見開いた。
「守矢神社に来れなくても、私一色――いえ!守矢一色にしてあげます!」
ぽっと頬を赤らめた早苗に、またもや侍はレアな表情を見たなと――そしていつの間にかいた霊夢に、「そうはさせないわよ!」と自由奔放な早苗にいつぞやのごとくツッコみを入れるしかなかった。
博麗神社に参拝していたはずの侍は、あまり博麗神社に訪れないはずの東風谷早苗に、侍の顔に早苗から胸を密着させて押し倒されていた。
博麗神社の縁側の出来事であり、のんびりしていた霊夢と魔理沙も驚愕していた。
「嫌味ってなんですかー!?守矢神社に侍さんが来てくれないの寂しいですー!」
「ふぐぐ…酸欠になっちゃうから、どいてください!話はあと!」
「しょうがないですねー」
名残惜しそうに体を起こした早苗に、倒れたまま息を荒く吸い込む侍も、なんとか座り込んだ。やはりあの柔らかさは羨ましい――じゃなくて。
不機嫌に霊夢は早苗を問い詰めた。
「あんた……よくもうちの神社で、よその宗教勧誘してんわね。大胆にもほどがあるわ」
「霊夢さんは黙っていてください!これは侍さんとの話なんです!」
すかさず魔理沙はツッコんだ。
「守矢神社でやれよ」
「そこなんです!ロープウェイが完成したとき、守矢神社に来た侍さんをお見掛けしたことがあるんです!それ以降、侍さんの顔が浮かぶようになって――」
「「それって一目惚れみたい(かしら・じゃないか)」」
霊夢と魔理沙が若干引きつつもハモる。
霊夢と魔理沙は逢引の瞬間を見て、頬を染めたことはあったが、いかんせん今回はただただ引くしかなかった。
「早苗のとこの宗教勧誘じゃないならいいわ。まあ、好きにやりなさいよ」
気を利かせたのか、どうでもよくなったのか、霊夢は「掃除をしよーっと」とジト目で早苗を見て退散した。遊び相手がいなくなった居づらさも感じた魔理沙は、若干侍と早苗がどんな会話をするのか気になったものの、箒を乗って退散した。
そして早苗と侍は二人になった(神社内には霊夢がいたが)。
「さあ二人きりになりましたね、侍さん!なぜ守矢神社に来ないのか、どうして博麗神社には来るのか説明してもらいましょうか!」
「えー、それは博麗神社のほうが妖怪と出会う確率が低いから――」
「ここも妖怪神社じゃないですか!」
「だって守矢神社って、妖怪向けのご利益が多いし、ルートもより危険そうな感じがあるし――それよりもなんで博麗神社にたまに来ることを知っていたんですか?」
「気になる子がいるっていったら、博麗神社に定期的に通っているとのこと、神奈子様と諏訪子様に教えてもらえちゃいました!」
それ、私のプライバシーがどこか漏れてないよね?――侍はゾッとした。いつか博麗神社以外の場所でも出会いそうだ。
たいていのお互いの疑問は解決したこともあり、つい侍はポツリとある言葉を漏らした。
「早苗さんってモテるでしょう?特に異性に――」
押し倒されたとき、何がとはいわないが、ダイレクトに味わったあの感触を思い出していた。
「なんかモテますね!」
「なんかって何!?」
「今度は私の伝える番ですよ!」
へっ?と侍は、首を傾げた。ぷくーっと頬を膨らませたのち、早苗は――。
「霊夢さんという商売敵のところに侍さんが通い詰めてるのは嫌です!守矢神社にお参りしに来てください!私も同伴します!」
侍の手を掴みぶんぶんと振った早苗に対し、侍は冷静に返した。
「妖怪の山って排他的なところだから、いきなり私のような人間が来たら、まずいんじゃ――」
「あっ確かに、侍さんにとっては危険かも――じゃあ侍さんの家に押しかけますね!」
「私の住所も知っているの!?」
「神奈子様と諏訪子様が特定しました!」
やっぱりプライバシー、あの二柱で駄々洩れじゃないか!
すると急に早苗は真剣な眼差しで侍を見つめる。早苗のレアな表情に、侍は少し目を見開いた。
「守矢神社に来れなくても、私一色――いえ!守矢一色にしてあげます!」
ぽっと頬を赤らめた早苗に、またもや侍はレアな表情を見たなと――そしていつの間にかいた霊夢に、「そうはさせないわよ!」と自由奔放な早苗にいつぞやのごとくツッコみを入れるしかなかった。