東方project
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冥界――白玉楼の女主人はその縁側に座っていた。傍らには、三色団子がいくつかと、空となった串が乗っている皿。それと茶が入った湯呑がある。幽々子は団子を咀嚼しているところだった。
そこにリボンが両端に結ばれ、禍々しい背景に目が大量にある亜空間――団子が入った皿のそばにスキマが開いた。スキマからは男の手が伸ばされ、そのまま団子へと向かう。男が自分のおやつを狙っていることに気づいた幽々子は、急いで狙われた団子を手に取り、咀嚼していたのを飲み込んだのち一つ頬張り、これもまた急いで食べた。
もう用は無いといわんばかりに、せっせとスキマが薄くなり消え去ろうとするときに、間に合えとすばやく幽々子は待ってと声をかけた。再びスキマは徐々に輪郭を保つ。
「もうどこかに行っちゃうの?団子泥棒さん。まだおやつはあるわよ」
幽々子は皿に食べかけの団子を置いた。
「他に行くあてがあってね」
姉――八雲紫のように神出鬼没な侍はそう答えた。
「まあ酷いこと。私も暇だから、ここでゆっくりしていかない?」
スキマは人間大まで開き、侍は幽々子の元に正体を現した。今度こそスキマはどんどんと消えていった。
人の物を奪おうとしておきながら、相手が好意的に対応してくれるのは、その厚意になんとなく侍は応えなくてはいけない気がした――幽々子はやることなすことついていけないときがある。きっと俺をからかって愉しんでいる。今回もそうなんだろうと。
「まあ座っていきなさいな」
「ありがとさん」
幽々子の隣に侍は座る。
妖忌が稽古していて近くにいないから、私がお茶を持ってくるわ――立ち上がった幽々子は侍の元からしばらく去る。
待っている時間の侍は、目の前に広がる光景にて、ここに住むのが少し羨ましかった――枯山水の中庭、塀越しには豪華絢爛に桜が咲く。
そして湯呑みを持っている幽々子が現れた。
「どうぞ」
「気が利くな、冥界のお嬢さん」
「お団子も好きに食べていいからね」
侍のそばに湯気が立つ湯呑みを置くと、元いた場所に幽々子は座り直した。
「白玉楼はいいところだよな……趣があって。というか冥界がそうなのか」
そうぼやく侍。幽々子と侍はその風景をぼんやりと眺めていた。
「ふふっ、なんていったってここを管理しているのは私ですからねぇ」
少しばかり得意気に、普段通りのお嬢様らしく幽々子は言ってのけた。
侍は確かにと――そういえば幽々子は優雅だから、俺と違って何か風流なことを思っているのではないのだろうか?父親は歌聖と慕われた人物であり、繰り返すようだが幽々子当人も優雅である。それとも何も考えてないのだろうか?これも有り得る。全く考えていないことはないにせよだ。やはり幽々子の考えることには苦労させられる。地に足が着かない亡霊で、掴みどころがない。
現にこうして、幽々子が隣で喋って俺は返事をするが、内容は理解できない。物を取ろうとしても無かったことにして、一緒にお茶してくれたり、友人の弟だからか甘めに接してくれるのだろうか。幽々子はよく俺に歩み寄ってくれる。
「でさあ、貴方って紫の弟なのに胡散臭くないわね。紫の胡散臭さも好きだけど。でも団子取ろうとしたときみたいに、スキマはずるい」
「いやいや、どこに行っても煙たがれるよ。そう言ってくれるのは、幽々子くらいだ」
「あら、そうなの?」
目をパチクリさせる幽々子。どこか宙をみつめる侍――姉譲りな能力の強大さもあって俺は、厄介者扱いされることが殆どだ。ただしその俺は色々と紫には敵わない――そんな紫と付き合いきれる幽々子にとって、俺はある意味可愛い存在なのかもしれない。
侍はそう思案したところだった。二人はお茶を同時のタイミングで飲み始めたので、お互いの表情が和らいでしまった。
「そういえば貴方のこと、わかっているようでわからないわよね。やっぱり胡散臭いから?」
「さっき胡散臭くないっていってたじゃねえか。"あれ"からそれほど時間がたってないからな、だからわからないものだ」
――しまった!ハッとして侍は幽々子を見た。その後侍は俯いてしまう。異常に気付いた幽々子は侍を見ると、冷たい無表情に変わっていった。
また顔を上げて侍は幽々子をちらりと見た。侍はやはり良くないことを言ってしまったと――数秒ほど沈黙が流れる。その沈黙に、思わず侍は目を逸らした。
そう、幽々子はあの日、死んだ。生前からの付き合いである侍は、その傷が瘉えていない頃合いだった――自分は何もしてあげられなかった。時が許してくれると姉は慰めてくれたが、未だ罪悪感に苛まれている。それなのに軽率な発言をしてしまって、幽々子に申し訳なかった。
「その、悪かった。不躾なことを言ってしまったな」
侍は頭を掻いた。
「それは良いのよ。私が自尽して、こうして亡霊になったのも、貴方のせいではないじゃない。肝心なのは、そこに遠慮する貴方がいることなのよ」
「……なんだと」
今回だけではなく、十数回にわたって、遠慮している侍がいたのだ。幽々子はなるべく侍が自力で気づいてほしかったから、指摘することはなかったのだが。過去をよく知っている侍の距離の取り方は、幽々子にとってもどかしかった。
後二色の数あった食べかけの団子を幽々子は食べる。残すは一つとなった。その侍は幽々子を見て呆然とする――初耳だった。てっきりもっと違うことが原因で、不用意な言動によって、機嫌を損ねていたのではないかと。遠慮しているということも我ながら気付かなかった。頭がパンクしそうだった。
不意に侍と名前を呼ばれてびくりとする。串を皿に置いた幽々子は、その相手を見つめる。しばし硬直状態が続いたのち、幽々子はなにやら侍にすりすりと寄ってきた。そして突如くすくすと覆いかぶさってきたのだ。
目が見開かれて事態が把握できないまま、新事実が発覚したことへの余韻も消えない侍――友人の弟で、俺はよくおちょくられる身だが、流石に異性でこの行為は――一体幽々子は、何がしたいんだ?本当に理解できないやつだ。
「何の冗談だ」
「私の能力は、殺した者を配下にできる。だから侍を殺したくてねぇ」
「はあ!?」
殺される恐怖というか、一体なぜというような面持ちだったので、幽々子は意外そうに一瞬目を丸める。そしてこう続けた。
「いい加減ありのままの今を受け止めない侍が悪いのよ」
「なんで……お前は随分と変わってしまったな」
やはり侍は幽々子が理解できなかった。生前はその能力から、そんなことを冗談でもいわなかったことや、まるで人(?)が変わったこと、物騒な発言をしつつも飄々としているということでも。
そしてさきほどの侍の言葉により、なんとなく幽々子は殺されることへ怖くなさそうにみえるわけを察した。
「で、押し倒してきて何をしたいんだよ」
「だから言ってるじゃない。侍を殺したいって」
「どうしてそこまでする必要があるんだ」
今度はうまくものを伝えることができない子供を相手にしているようだ。侍はそう感じた。その推し量れない幽々子の胸中――殺してしまえば、誰にも取られずに済む――侍は私をみているようで、みていない。それは過去の私をみているから。私は侍のことが好き。異性として。でも侍は私の生前からの付き合いだから、そう伝えるのも恥ずかしいじゃない――せっかくこの便利な能力――使わなければ宝の持ち腐れ、だから殺してしまえば。
「ふふふっ、嘘よ嘘♪」
「へ?」
おずおずと侍から退く幽々子に、未だ事態が掴めていないまま頭を傾げつつ、とりあえず座り直す侍。幽々子にはそれが滑稽にみえて、ふふっと笑みがこぼれた。笑われたことから無性にカチンとした侍は、なんだかバカバカしくなってその感情もすぐ消え去り、次にため息をつく。
「はあ……もう帰っていいか?」
「もう?」
微笑む幽々子に、侍はやはり若干苛立ちを覚える。
「俺を殺したい〜とか言われて疲れたわ!お前の言うとおり、嘘だと信じていいんだな?」
「……えーと」
目線をゆっくりと横にずらす幽々子。
「何故目を逸らすんだ!……あ~本当に疲れた」
やれやれと頭を振った侍はどこか別の場所に移動できるように、スキマを開く。
本格的に移動する準備を始めた侍に、幽々子は急に寂しさと悲しさに覆われる。そして『貴方を殺してしまえばいい』と侍に直接言った自分を呪わしく思った。どうか、行かないでほしい――しかし永遠の別れでもないと、吹っ切れた幽々子はまたもや笑顔を見せた。
そしてじゃあまた今度、と侍は手を振ってスキマの中に入ろうとしたときだった。
「今と昔の幽々子が違うことは、よくわかったよ。でも俺にとっては、どっちの幽々子も大切だからな。それでは」
侍は一本の団子をテキトーに取りつつ――それも幽々子の食べかけの――スキマに入り、姿は消えた。
「……えっ……」
幽々子は顔に熱が集中してしまった。あれだけのことをしておきながら、今の幽々子が好き。それでいて記憶はないけれど、確かにもう一人の自分ともいえる、昔の幽々子も好きといってくれるなんて――それは恋愛感情かはさておき。
あの苦手な従者にこの様子を見られないよう、まだ帰ってきませんようにと願いつつ。
「やっぱりあのスキマ妖怪、ずるいわ」
210719
幽々子と侍さんの過去がわからないので、なんともよくわからない話になってしまいました。
そこにリボンが両端に結ばれ、禍々しい背景に目が大量にある亜空間――団子が入った皿のそばにスキマが開いた。スキマからは男の手が伸ばされ、そのまま団子へと向かう。男が自分のおやつを狙っていることに気づいた幽々子は、急いで狙われた団子を手に取り、咀嚼していたのを飲み込んだのち一つ頬張り、これもまた急いで食べた。
もう用は無いといわんばかりに、せっせとスキマが薄くなり消え去ろうとするときに、間に合えとすばやく幽々子は待ってと声をかけた。再びスキマは徐々に輪郭を保つ。
「もうどこかに行っちゃうの?団子泥棒さん。まだおやつはあるわよ」
幽々子は皿に食べかけの団子を置いた。
「他に行くあてがあってね」
姉――八雲紫のように神出鬼没な侍はそう答えた。
「まあ酷いこと。私も暇だから、ここでゆっくりしていかない?」
スキマは人間大まで開き、侍は幽々子の元に正体を現した。今度こそスキマはどんどんと消えていった。
人の物を奪おうとしておきながら、相手が好意的に対応してくれるのは、その厚意になんとなく侍は応えなくてはいけない気がした――幽々子はやることなすことついていけないときがある。きっと俺をからかって愉しんでいる。今回もそうなんだろうと。
「まあ座っていきなさいな」
「ありがとさん」
幽々子の隣に侍は座る。
妖忌が稽古していて近くにいないから、私がお茶を持ってくるわ――立ち上がった幽々子は侍の元からしばらく去る。
待っている時間の侍は、目の前に広がる光景にて、ここに住むのが少し羨ましかった――枯山水の中庭、塀越しには豪華絢爛に桜が咲く。
そして湯呑みを持っている幽々子が現れた。
「どうぞ」
「気が利くな、冥界のお嬢さん」
「お団子も好きに食べていいからね」
侍のそばに湯気が立つ湯呑みを置くと、元いた場所に幽々子は座り直した。
「白玉楼はいいところだよな……趣があって。というか冥界がそうなのか」
そうぼやく侍。幽々子と侍はその風景をぼんやりと眺めていた。
「ふふっ、なんていったってここを管理しているのは私ですからねぇ」
少しばかり得意気に、普段通りのお嬢様らしく幽々子は言ってのけた。
侍は確かにと――そういえば幽々子は優雅だから、俺と違って何か風流なことを思っているのではないのだろうか?父親は歌聖と慕われた人物であり、繰り返すようだが幽々子当人も優雅である。それとも何も考えてないのだろうか?これも有り得る。全く考えていないことはないにせよだ。やはり幽々子の考えることには苦労させられる。地に足が着かない亡霊で、掴みどころがない。
現にこうして、幽々子が隣で喋って俺は返事をするが、内容は理解できない。物を取ろうとしても無かったことにして、一緒にお茶してくれたり、友人の弟だからか甘めに接してくれるのだろうか。幽々子はよく俺に歩み寄ってくれる。
「でさあ、貴方って紫の弟なのに胡散臭くないわね。紫の胡散臭さも好きだけど。でも団子取ろうとしたときみたいに、スキマはずるい」
「いやいや、どこに行っても煙たがれるよ。そう言ってくれるのは、幽々子くらいだ」
「あら、そうなの?」
目をパチクリさせる幽々子。どこか宙をみつめる侍――姉譲りな能力の強大さもあって俺は、厄介者扱いされることが殆どだ。ただしその俺は色々と紫には敵わない――そんな紫と付き合いきれる幽々子にとって、俺はある意味可愛い存在なのかもしれない。
侍はそう思案したところだった。二人はお茶を同時のタイミングで飲み始めたので、お互いの表情が和らいでしまった。
「そういえば貴方のこと、わかっているようでわからないわよね。やっぱり胡散臭いから?」
「さっき胡散臭くないっていってたじゃねえか。"あれ"からそれほど時間がたってないからな、だからわからないものだ」
――しまった!ハッとして侍は幽々子を見た。その後侍は俯いてしまう。異常に気付いた幽々子は侍を見ると、冷たい無表情に変わっていった。
また顔を上げて侍は幽々子をちらりと見た。侍はやはり良くないことを言ってしまったと――数秒ほど沈黙が流れる。その沈黙に、思わず侍は目を逸らした。
そう、幽々子はあの日、死んだ。生前からの付き合いである侍は、その傷が瘉えていない頃合いだった――自分は何もしてあげられなかった。時が許してくれると姉は慰めてくれたが、未だ罪悪感に苛まれている。それなのに軽率な発言をしてしまって、幽々子に申し訳なかった。
「その、悪かった。不躾なことを言ってしまったな」
侍は頭を掻いた。
「それは良いのよ。私が自尽して、こうして亡霊になったのも、貴方のせいではないじゃない。肝心なのは、そこに遠慮する貴方がいることなのよ」
「……なんだと」
今回だけではなく、十数回にわたって、遠慮している侍がいたのだ。幽々子はなるべく侍が自力で気づいてほしかったから、指摘することはなかったのだが。過去をよく知っている侍の距離の取り方は、幽々子にとってもどかしかった。
後二色の数あった食べかけの団子を幽々子は食べる。残すは一つとなった。その侍は幽々子を見て呆然とする――初耳だった。てっきりもっと違うことが原因で、不用意な言動によって、機嫌を損ねていたのではないかと。遠慮しているということも我ながら気付かなかった。頭がパンクしそうだった。
不意に侍と名前を呼ばれてびくりとする。串を皿に置いた幽々子は、その相手を見つめる。しばし硬直状態が続いたのち、幽々子はなにやら侍にすりすりと寄ってきた。そして突如くすくすと覆いかぶさってきたのだ。
目が見開かれて事態が把握できないまま、新事実が発覚したことへの余韻も消えない侍――友人の弟で、俺はよくおちょくられる身だが、流石に異性でこの行為は――一体幽々子は、何がしたいんだ?本当に理解できないやつだ。
「何の冗談だ」
「私の能力は、殺した者を配下にできる。だから侍を殺したくてねぇ」
「はあ!?」
殺される恐怖というか、一体なぜというような面持ちだったので、幽々子は意外そうに一瞬目を丸める。そしてこう続けた。
「いい加減ありのままの今を受け止めない侍が悪いのよ」
「なんで……お前は随分と変わってしまったな」
やはり侍は幽々子が理解できなかった。生前はその能力から、そんなことを冗談でもいわなかったことや、まるで人(?)が変わったこと、物騒な発言をしつつも飄々としているということでも。
そしてさきほどの侍の言葉により、なんとなく幽々子は殺されることへ怖くなさそうにみえるわけを察した。
「で、押し倒してきて何をしたいんだよ」
「だから言ってるじゃない。侍を殺したいって」
「どうしてそこまでする必要があるんだ」
今度はうまくものを伝えることができない子供を相手にしているようだ。侍はそう感じた。その推し量れない幽々子の胸中――殺してしまえば、誰にも取られずに済む――侍は私をみているようで、みていない。それは過去の私をみているから。私は侍のことが好き。異性として。でも侍は私の生前からの付き合いだから、そう伝えるのも恥ずかしいじゃない――せっかくこの便利な能力――使わなければ宝の持ち腐れ、だから殺してしまえば。
「ふふふっ、嘘よ嘘♪」
「へ?」
おずおずと侍から退く幽々子に、未だ事態が掴めていないまま頭を傾げつつ、とりあえず座り直す侍。幽々子にはそれが滑稽にみえて、ふふっと笑みがこぼれた。笑われたことから無性にカチンとした侍は、なんだかバカバカしくなってその感情もすぐ消え去り、次にため息をつく。
「はあ……もう帰っていいか?」
「もう?」
微笑む幽々子に、侍はやはり若干苛立ちを覚える。
「俺を殺したい〜とか言われて疲れたわ!お前の言うとおり、嘘だと信じていいんだな?」
「……えーと」
目線をゆっくりと横にずらす幽々子。
「何故目を逸らすんだ!……あ~本当に疲れた」
やれやれと頭を振った侍はどこか別の場所に移動できるように、スキマを開く。
本格的に移動する準備を始めた侍に、幽々子は急に寂しさと悲しさに覆われる。そして『貴方を殺してしまえばいい』と侍に直接言った自分を呪わしく思った。どうか、行かないでほしい――しかし永遠の別れでもないと、吹っ切れた幽々子はまたもや笑顔を見せた。
そしてじゃあまた今度、と侍は手を振ってスキマの中に入ろうとしたときだった。
「今と昔の幽々子が違うことは、よくわかったよ。でも俺にとっては、どっちの幽々子も大切だからな。それでは」
侍は一本の団子をテキトーに取りつつ――それも幽々子の食べかけの――スキマに入り、姿は消えた。
「……えっ……」
幽々子は顔に熱が集中してしまった。あれだけのことをしておきながら、今の幽々子が好き。それでいて記憶はないけれど、確かにもう一人の自分ともいえる、昔の幽々子も好きといってくれるなんて――それは恋愛感情かはさておき。
あの苦手な従者にこの様子を見られないよう、まだ帰ってきませんようにと願いつつ。
「やっぱりあのスキマ妖怪、ずるいわ」
210719
幽々子と侍さんの過去がわからないので、なんともよくわからない話になってしまいました。
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