霧雨が降る森
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【バイクルート】
「よし、バイクで行こう」
バルンとエンジンをかけておなまーえは屋敷の敷地を出る。
チラリと森の方を確認すると得体の知れない恐怖が襲いかかって来た。
ぎゅっとカバーに入れたナイフを握り、おなまーえは各家に向かった。
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最後の家の前でおなまーえはぺこりと頭を下げてバイクに乗り込んだ。
大きく溜息をつく。
結論から言うと、なんの成果も得られなかった。
佐久間は相当学校でも嫌われ者のようで、むしろ清々するという言われよう。
口が悪いだけで、心優しい良い子なのに、とおなまーえは悲しげな表情をした。
一旦資料館に戻ろうとおなまーえがバイクを走らせていると、少しずつ速度が落ちて来ているのを感じた。
まさか、と思いメーターを確認すると、オイルがほぼ空っぽだった。「ついてない」とぼやきながらバイクを押して帰る。
雨がひどくなって来た。
【徒歩ルート】
「よし、歩いて行こう」
雨でスリップなどしたら危険だ。
そんなに広い村でもないし、とおなまーえは早足で書き込みしに回った。
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最後の家の前でおなまーえはぺこりと頭を下げた。
大きく溜息をつく。
結論から言うと、なんの成果も得られなかった。
佐久間は相当学校でも嫌われ者のようで、むしろ清々するという言われよう。
口が悪いだけで、心優しい良い子なのに、とおなまーえは悲しげな表情をした。
一旦資料館に戻ろうとおなまーえはトボトボと家路に着いた。
パーカーはぐっしょりと濡れていて、こんなことなら傘を持ってくるべきだったと反省する。
雨は少しずつ弱くなってきた。
※次のページからはしばらく共通ルートです。また分岐する際にはお声かけ致します。