ツバサクロニクル(リメイク版)
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【 あとがき 】
本作は二度目のリメイクになります。
私のデビュー作で、構想は中学生の時からずっと考えていました。
作家として文章を書いていく中で、日々の文章力や風景への意識などが向上したと信じております、多分。
ツバサ・ホリックは続編も出ておりますが、そちらを執筆する予定はございません。
彼女のお話はここで一旦終わりです。
きっと何十年先に再会できることを願って。
かなりな長編なのに、最後までお読みくださりありがとうございました!
以下はささやかな「おまけ」でございます。
2021/02/06 少女S
【 おまけ 】
再会する前の、何処かの世界の話。
「わー、女の子がいっぱいだねー、この国」
「お兄さん!うちの店に寄ってきなって!可愛い子揃えてるよ!」
「えーほんとー?」
「ちょっとファイさん…。おなまーえさんに怒られても知りませんよ」
「んー…。じゃあ、髪が真っ白で、お目目が紫色の女の子はいるー?」
「紫?そんな道化みたいな見た目のやつはいねぇな。髪が白いってこたぁ熟女がご希望か?」
その回答から、彼女はここにいないと判断できる。
彼女の容姿は目立つから。
「…ここでもないみたいだね」
「ですね」
一体君はどこにいるのだろう。
会えない時を過ごして一年が経った。
出会ったら何と声をかけようか。
どうやってこの気持ちを伝えようか。
最後の彼女の笑顔を頼りに、ファイは世界を巡る。
>「世界の片隅」に続く。
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