#03
夢小説設定
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「チェ・グソン」
「どうしました?御堂さん」
「この女…僕に会いたいって言ってきた」
「どれどれ……あぁ、この女性なら知ってます」
「知り合いか?」
「いえいえとんでもない。公安の監視官ですよ、彼女。」
「レイニーブルーのことまで、もう嗅ぎつけている」
「みたいですねぇ。存外優秀なようで。どうします?会いに行きますか?利用価値は期待できなさそうですけど。」
「……行こう。無価値でも、無意味ではないだろう。」
「フーン。では待ち合わせ場所はここに指定してください。」
「随分と用意がいいな」
「こういうこともあろうかと、ね?」
チェ・グソンと呼ばれた男はニヒルな笑みを浮かべた。
#03 終