hollow ataraxia《起》
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《あてんしょん》
♦︎これはUBWルートともHFルートとも異なる、IFの世界です。でも無関係ではありません。
♦︎ホロウを知らない方だと、少し置いてけぼりになるかもしれません。それでも読んでみたいという方のために、このページの下の方に、世界観についての簡単なネタバレを用意しました。気をつけてお読みください。
♦︎本作品は4部作になっております。1週ずつ公開していきますので、皆さまどうぞごゆっくり推理して読み進めてくださいませ。
♦︎最終話を読んだ後は、お時間があればもう一度最初から読み直して頂きたいです。その程度には手の込んだ作品に仕上げています。
《ホロウネタバレ》
ホロウは繰り返される4日間の聖杯戦争です。
主人公は衛宮士郎で、『途中で死ぬ』または『4日目の日付を超える』と1日目に戻ります。
壊れたものも、死んだ人も元に戻る。
ようは完全にリセットされると考えてください。
ここは第五次聖杯戦争で起こり得たかもしれない可能性を全て秘めている世界。
例を挙げるなら、第五次聖杯戦争中にメデューサがゴルゴーンとして覚醒する可能性だってあったわけです。
そういう"起こりうる可能性"が全て内包された世界と思って下さい。
ではこのおかしな世界を作ったのは一体誰か?
それは本来のランサーのマスターである、バゼット・フラガ・マクレミッツです。
彼女は言峰綺礼に殺される時、小さな聖杯に「聖杯戦争を続けたい」と願ったのです。
この小さな聖杯の正体はアンリマユ。
聖杯は彼女の願いを叶えました。
彼女の望み通り、第五次聖杯戦争を永遠に続けられる4日間を作り上げたのです。
アンリマユの正体とか、バゼットの本当の願いとか、書き連ねてしまえば終わりがないのでひとまずこの辺りで解説は終わります。
これだけネタバレしてもまだまだ謎は残っています。
というか核心部はあえて避けて説明しております。
ここでは説明しきれないくらいたくさんのドラマがあるので、気になるという方は是非原作プレイをオススメします。
(HF終わったら、ホロウもアニメ化してくれたりしないかな…)