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蔵馬と一緒に日曜日出かける。
そのことを考えて、ワクワクなのかドキドキなのかよくわからない気持ちを抱えて過ごしているうちに、日曜日が来てしまった。
その日、朝からあたしは落ちつかなかった。
早起きして、お風呂に入って、洋服も持ってきた中で一番かわいいのを選んだ。といっても、ここに来るとき最低限の着替えしかもってこなかったので、唯一運良くもってたピンクのチュニックにジーンズのラフな格好だけど。
髪も念入りにとかして、ついでにピンクのリップクリームと、マスカラをつける。
これまで、修行で会うときは、学校の制服と胴着姿だし、汗だくでくたびれた顔もみられてるので、今更なにを気取ってるのかと自分でもおもう。
でも、今日、あたしは蔵馬にかわいいと思われたかった。
『だって、初めてだもん。あんなかっこいい男の子と出かけるの』
自分で理由を口に出して言って、むしろ自分に、言い聞かせようとしてるみたいだ。
そのとき、ブザーが鳴った。蔵馬が来たみたい。10時。彼が迎えに来ると言った時間ぴったりだ。
マンションの下に降りていくと、蔵馬が待っていた。いつも高校の制服姿の彼もさすがに今日は私服だ。
あたしを見て『おはよう』と言ったあと、蔵馬は若干真顔になって見つめる。
『なに?』
『いや、私服は初めて見たから…そういう格好も似合いますね』
ごく自然に褒めてくれる蔵馬に、あたしは思わず赤くなる。まったくこの人はなんなんだろう。
『あ、ありがとう。じゃ、行きましょう。スーパーで買い物しないと』
照れてるのを見られたくなくて、あたしは蔵馬に背を向けで歩き出した。
そのことを考えて、ワクワクなのかドキドキなのかよくわからない気持ちを抱えて過ごしているうちに、日曜日が来てしまった。
その日、朝からあたしは落ちつかなかった。
早起きして、お風呂に入って、洋服も持ってきた中で一番かわいいのを選んだ。といっても、ここに来るとき最低限の着替えしかもってこなかったので、唯一運良くもってたピンクのチュニックにジーンズのラフな格好だけど。
髪も念入りにとかして、ついでにピンクのリップクリームと、マスカラをつける。
これまで、修行で会うときは、学校の制服と胴着姿だし、汗だくでくたびれた顔もみられてるので、今更なにを気取ってるのかと自分でもおもう。
でも、今日、あたしは蔵馬にかわいいと思われたかった。
『だって、初めてだもん。あんなかっこいい男の子と出かけるの』
自分で理由を口に出して言って、むしろ自分に、言い聞かせようとしてるみたいだ。
そのとき、ブザーが鳴った。蔵馬が来たみたい。10時。彼が迎えに来ると言った時間ぴったりだ。
マンションの下に降りていくと、蔵馬が待っていた。いつも高校の制服姿の彼もさすがに今日は私服だ。
あたしを見て『おはよう』と言ったあと、蔵馬は若干真顔になって見つめる。
『なに?』
『いや、私服は初めて見たから…そういう格好も似合いますね』
ごく自然に褒めてくれる蔵馬に、あたしは思わず赤くなる。まったくこの人はなんなんだろう。
『あ、ありがとう。じゃ、行きましょう。スーパーで買い物しないと』
照れてるのを見られたくなくて、あたしは蔵馬に背を向けで歩き出した。