海月と小夜の雨宿り

ザァァァァァ...

海月「.....(場が持たねぇ!小夜って座敷わらしだよな?何を話せば...💡そうだ!本読んでそうだから本の話をしよう!)なぁ、小夜って本なんか読んでる?」

小夜「んー、今はこのシリーズ読んでるの!」
⤴海月が読んでるのと同じシリーズ

海月「おっ、それ俺も読んでる!」

小夜「面白いよねーこれ!」

海月「あぁ!主人公が次々謎を解いていくシーンが最高だぜ!」

小夜「そうそう!面白いよねー」

海月「...(よかった少しは場持ちしそうだ...)...」

ズキンッ!

海月「...うっ...?!」

小夜「?!どうしたの!大丈夫?!」

海月「あぁ、昨日狐丸先生にやられた傷が痛むだけだ」

小夜「あー、昨日の①時間目のスパーリングか...いたい?大丈夫?」

海月「...つったく、生徒の腹を容赦なく蹴りやがって...めちゃくちゃ痛かったぜ...いてて...💧」

-...回想シーン...-

狐丸「すまないが戦いに容赦する主義はないんでね...」

ドッ!
⤴海月の腹を思い切り蹴り上げる

海月「うわぁぁあぁあ!!!」

ドンッ!💥
⤴壁に叩きつけられる

海月「...うぅっ...」

ギャラリーの生徒たち「「「...ひぇぇ...」」」

ギャラリーの生徒A「勝負あったなこりゃ...💧」

-...回想終了...-

海月「今思い出しても腹立たしい!!!てか、腹がいたい!」

小夜「私見ていらんなくて思わず目をつぶっちゃった...でも私は最後まであんたを応援してたから!///負けちゃったけど!」

海月「...少しは気が紛れたぜ、あんがとよ。...いてて...でも負けたのは悔しいな...400戦無敗の女で通してたのによ!」

小夜「それは人間界の数字だよね?ここは妖魔界だから妖魔界で負けても数にはカウントされないよ!」

海月「...そっか、そうだよな!ありがとう。///」

小夜「あれ?あんたもしかしてガラにもなく照れてんの?」

海月「...うるせい!...///」

-...その頃のコン吉たち...-

コン吉「...海月...ほんとに何かあったんだったらどうしよう...」

ポン太「ってゆーか、昨日の傷のこともあるしますます心配...」

コン吉「そうだった!あいつ怪我してたんだ!もしなんかあっても戦えねーじゃん!あぁあ...海月無事でいてくれ...」
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