もの思うみづき

みづき「...は...はっくしゅん!...風邪ひいたなんて誰にも言える訳ないじゃん...みんなノロイに向けて張り切ってるのに...」

シジン「みづきさん、こちらにいましたか...」  

みづき「...シジン...今のきいてた...?」

シジン「...きいてしまいました...あの、私でよければ診察させてください...」

みづき「...悪いけどみんなには黙ってて...はっくしょん!はっくしょん!」

シジン「...皆さん心配してましたよ?みづきさんがなにか悩んでるんじゃないかって...」

みづき「...はっくしょん!...んじゃ、診察してもらおうかな...でも、ホントにみんなには黙っててよ?...余計な心配かけたくないから...」

シジン「...わかりました。なるべく黙ってます。」

...数分後...

シジン「...確かに風邪ですね...喉は少し腫れてるし、熱も微熱ではありますがありますし...」

みづき「...やっぱり...後なんかお腹も...調子悪いみたい...」

シジン「...お腹も痛いんですか?診せてください。」

みづき「...はいはい...」

シジン「...うーん、お腹から来る風邪ですね。薬出すから二、三日は飲んでくださいね?寝てなくてもいいですから!」

みづき「...寝てたらバレちゃうから今日みたいにぼーっとしてるよ。」

シジン「...ホントに辛くなったらせめて私には言ってくださいね?」

みづき「...分かった...」

...その頃のみんな...
ヨイショ「おい、今度はシジンまでいねぇぞ!」

ガンバ「ほっときゃいいのにみづき追いかけてったー」

みづき「...ただいま...」

ガンバ「みづきー!どこ行ってたんだよー!」

がばぁっ!
だきつき!

みづき「...ちょっ...ガンバ...💦」

ぎゅう!
ほかほか...

ガンバ「んっ?!少し熱いよーな...?」

みづき「...(やば...微熱あるのバレた...?!)...」

ガンバ「...気のせいか!」

みづき「...(ほっ...)...」

イカサマ「...さっきは悪かった...責め立てたりして...」

みづき「...もういいって!イカサマはあたしを心配してくれたんでしょ!」

イカサマ「...んで、もう大丈夫なのか?」

みづき「...なにが?...」

イカサマ「...なにがって...泣きそうな顔で出てったってヨイショたちが...」

みづき「...(ヨイショ...余計なことを...💢)...別に泣いてなんかないよー?」

イカサマ「...ホントに大丈夫なんだろうな?かっこつけてもすぐわかるぜ?」

みづき「...ホントに...大丈夫だから...」

イカサマ「...そうか...みづき会話したくなったらいつでも話せよ...」

みづき「...うん...」
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