クロロに監禁される話
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私は低血圧というやつで朝が弱い。ふかふかの布団の中をゴロゴロしながら欠伸をする。
しかし同時にジャラ…と鎖が擦れるような聴き慣れない音がして目が一気に覚める。身体を起こし、首元に違和感があることにも気付く。首には首輪がつけられ、そこから鎖が伸びているようだ。その鎖の先を探そうしようとした瞬間、隣から声が聞こえて来る。
「あぁ、えり起きたんだな」
少し眠そうにこちらを見上げてくる男はクロロ…私の恩人ではあるが恋人ではない。隣で寝ていたことに驚き、目をパチクリさせるがまた私をからかって遊んでいるのだろうと判断し、この状況になった経緯を思い出そうと記憶を辿る。だが中々思い出せない。しかも思い出そうとすると気分が悪くなって吐き気までも込み上げてくる。
「大丈夫か?」
クロロは身体を起こし、心配そうに私の背中をさすってくれる。妙に優しい…やっぱりクロロが何か企んでこの状況を作ったのだろう。唾棄を飲み込み、深呼吸をして吐き気を紛らわす。
「ごめんなさい、私寝る前の記憶が思い出せなくて…何かしたのかな…?」
「そうか。無理に思い出す必要もないんじゃないのか?それより俺はまだ眠い…もう少し付き合え」
腕を引っ張られ、クロロの胸の中に倒れ込む。はぐらかされた上に情報も何もくれなかったが、何となく何かがあったのだろうと感じる。
「でもこの首輪は…」
と、喋り出そうとしたところ、唇に人差し指を当てられ言葉を遮られる。暗い瞳と目が合い、そして指が離れると同時にクロロは目を閉じる。これ以上は今聞く気はないし話す気もないということだろう。クロロが寝ている間に少しでも情報を集めようと起きあがろうとするがいつの間にか背中に腕を回されており、自分が拘束されていることに気付く。動けないまま、クロロの胸の上で考える。
そしてすーすーと安定した寝息が聞こえてきたくらいで念を発動して髪の毛を操り、部屋の探索をすることを試みる。だが、髪の毛はピクリとも動かない。念を封じられた…?ここまで来たら本当に何もできることはなくなったしまった。
念能力も発動できず、クロロの腕の拘束からも抜けだせずにただただクロロの胸の鼓動を聞くしかない。シャツからは柔軟剤のいい匂いがして、少しずつ眠気を誘ってくる…
しかし同時にジャラ…と鎖が擦れるような聴き慣れない音がして目が一気に覚める。身体を起こし、首元に違和感があることにも気付く。首には首輪がつけられ、そこから鎖が伸びているようだ。その鎖の先を探そうしようとした瞬間、隣から声が聞こえて来る。
「あぁ、えり起きたんだな」
少し眠そうにこちらを見上げてくる男はクロロ…私の恩人ではあるが恋人ではない。隣で寝ていたことに驚き、目をパチクリさせるがまた私をからかって遊んでいるのだろうと判断し、この状況になった経緯を思い出そうと記憶を辿る。だが中々思い出せない。しかも思い出そうとすると気分が悪くなって吐き気までも込み上げてくる。
「大丈夫か?」
クロロは身体を起こし、心配そうに私の背中をさすってくれる。妙に優しい…やっぱりクロロが何か企んでこの状況を作ったのだろう。唾棄を飲み込み、深呼吸をして吐き気を紛らわす。
「ごめんなさい、私寝る前の記憶が思い出せなくて…何かしたのかな…?」
「そうか。無理に思い出す必要もないんじゃないのか?それより俺はまだ眠い…もう少し付き合え」
腕を引っ張られ、クロロの胸の中に倒れ込む。はぐらかされた上に情報も何もくれなかったが、何となく何かがあったのだろうと感じる。
「でもこの首輪は…」
と、喋り出そうとしたところ、唇に人差し指を当てられ言葉を遮られる。暗い瞳と目が合い、そして指が離れると同時にクロロは目を閉じる。これ以上は今聞く気はないし話す気もないということだろう。クロロが寝ている間に少しでも情報を集めようと起きあがろうとするがいつの間にか背中に腕を回されており、自分が拘束されていることに気付く。動けないまま、クロロの胸の上で考える。
そしてすーすーと安定した寝息が聞こえてきたくらいで念を発動して髪の毛を操り、部屋の探索をすることを試みる。だが、髪の毛はピクリとも動かない。念を封じられた…?ここまで来たら本当に何もできることはなくなったしまった。
念能力も発動できず、クロロの腕の拘束からも抜けだせずにただただクロロの胸の鼓動を聞くしかない。シャツからは柔軟剤のいい匂いがして、少しずつ眠気を誘ってくる…
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