サンジ誕生日2025
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
※時系列どころか謎世界線
※ロー夢主前提のおふざけです
「サンジくん、お誕生日おめでと〜!!」
「シノちゃ〜ん♡わざわざお祝いにきてくれたの〜?」
3月2日。本日はサンジの誕生日のため、シノはサニー号にお邪魔していた。ちょうど昼食後の片付けが終わりキッチンでひと段落していた彼に、作ってきたケーキを入れた箱を手渡す。
「サンジくんに手作りのお菓子っていうのどうかなと思ったんだけど、せっかくだから作ってみましたー!!今後の参考のためにも良かったら感想教えて欲しいなぁ」
「俺のために作ってくれたものが美味しくないわけがない!!」
「ありがとうなんだけど、とりあえず食べてもらって良い?」
お皿を出してもらっている間に箱を開ける。ベイクドチーズケーキをホールで作ってみた。とりあえずサンジに食べてもらい、残りは他の一味にも分けて貰えれば良いと思って多めに作ってみたが、よく食べる面々が多いので足りるだろうか。
ついでにケーキ用の長めの包丁を持ってきたサンジが、綺麗に2つ分切り分けさらに盛る。ただ切って盛っただけのはずなのだが、美しいのは何故だろう。そもそもコックかと思えばスイーツもなんでも作れるパティシエも兼ねており、給仕も完璧な彼はあまりに万能すぎやしないか。
「ちょうど紅茶も淹れてたんだ、良かったらどうぞ」
「わぁありがと~」
自分で作ったチーズケーキと、サンジの淹れた紅茶を出され、即席のティータイムが始まる。おやつの時間には早いので、他の皆には後で振舞うのだろう。とりあえずサンジが食べるまで、うきうきとサンジを見て待つ。スッと綺麗な所作でケーキを一口食べるサンジ。
「ん、美味しい。しっとりしてて舌触りも良いよ」
「本当!?良かった~一応自信作だったんだけどやっぱり緊張しちゃったよ」
ホッと胸を撫でおろし、えへへと笑う。どんなに失敗してもサンジは冷たい言い方はしないだろうが、どうせなら美味しく食べて認めて貰えた方が嬉しい。料理に対して嘘もつかないだろうという信頼もあるので、自信もついた。
「シノちゃん、スイーツも作るんだね」
「ほら前にサニー号に乗せて貰ってた時に、一緒に料理してくれたでしょ?それから何か作るの楽しくなっちゃって、おやつだったら当番とか関係なく作れるし趣味も兼ねて作るようになったんだー」
ドレスローザで別れてしまったので、サンジと一緒に航海したのは本当に一瞬だったのだが、その時に一緒に料理したのが正直楽しかった。その時はシノはほぼ野菜を切ったくらいで大したことはしていないのだが、いろいろとコツを習っていたら自分でもいろいろやってみたくなってしまった。
「へぇ。そりゃ良かった」
「と言っても自己流で趣味の範囲だけどね」
「十分だよ、うちの奴らも喜ぶよ、ありがとう」
「こちらこそ、趣味増やしてくれてありがとう」
雑談をしながらケーキと紅茶を楽しむ。今まで作ったものや今度作りたいものの話等、なんでも楽しそうに聞いてくれるサンジと話すのは楽しい。ついシノばかり喋ってしまった。
「あ、そうだもう一つプレゼントあるんだ」
「え!?そんなに俺のこといろいろ考えてくれたの!?」
「ケーキは食べたらすぐなくなっちゃうし……って言ってもこれも残るものじゃないけど」
はい、と簡易な包装の袋を渡す。恋人でも仲間でもない、強いて言うなら友人関係に渡すのに、残るものでは重いかと思い、使いきれるものと考えた結果、ハンドクリームを選んだ。洗い物をすることも多いはずなので、男性でも貰って困るものではないだろう。ルフィやゾロはつけなさそうだが、サンジなら使いそうな気がした。
「おぉ、こりゃ助かる」
「無香料だから料理の邪魔しないと思うし、しっとりするけど、ベタベタはしないんだよ」
ちょっと手貸して、と言ってシノはチューブから少量を出し、サンジの手の甲に広げた。ちょっとつけただけで触り心地も変わるくらい保湿能力は高い。我ながら良いチョイスをした。どや顔をしてサンジの顔へ目線を上げる。
「ほら、どうかな?……サンジくん?」
「……シノちゃん、それわざと?」
「なにが?」
眉をひそめてこちらを見てくるサンジ。ただハンドクリームの使い心地を聞きたかった。洗い物を終えたばかりの乾燥したサンジの右手がしっとりしてシノとしては満足していたのだが。
サンジは大きくため息を漏らすと、テーブルに置いてあるハンドクリームのチューブを手に取ると、同じようにシノの手の甲にハンドクリームを少し出した。
「サンジくん?」
「…………」
サンジの両手がシノの左手を握った。スッとハンドクリームを伸ばしながら撫でられる。普段シノが使っているブランドのものなので、使い心地の良さは十分認識している。不思議に思い、また声をかけようとした時だった。
「ひゃっ……!?サンジくん!?」
「…………」
そのまま手の甲だけでなく、手のひらにも、指一本一本にも丁寧に塗りたくられる。絡められたサンジの指の動きがくすぐったい。いつまで握っているのか。全く離されないその大きな手に恥ずかしさがこみあげてきた。
「サンジくんってば!!」
「あ、ごめん!!……でも分かった?」
パっと慌てて離されたサンジの両手。ようやく解放された左手を、自分の右手で握る。シノは断じてそんな触り方はしていないのだが、わかりやすく示してくれたのだろう。
「俺も男なんだからそういうことしちゃダメだよ」
「……ごめんなさい、私が悪かったです」
別にサンジを男性として認識していなかったわけではないのだが、あまりにも紳士的で優しいのでつい友達感覚でやってしまった。確かにこれはシノの落ち度だ。
しばらくしーんとした時間が続いた。何か言わなければと思った時、食堂の扉が開かれた。
「シノ用事は済んだか……ってどうした!?何があった!?」
一緒に来ていたローがシノを探しに来た。足元にはチョッパーもトテトテとついてきている。真っ赤になったシノを見て何事かと駆け寄ってきた。恥ずかしさと悪いことをしたという罪悪感で言葉にならない言葉をあうあうと漏らしていたシノは、なんとか言葉を紡いだ。
「わ、私が悪かった!!」
「はぁ!?なんの話だ!おい黒足屋!!シノに何を……って黒足屋!?」
「サンジが鼻血噴き出して倒れたー!!医者ー!!」
「お前だ!!!」
「そうだ、俺だ!!!」
「サンジくんー!?」
鼻血を噴き出してまで身をもってその行為の危険性をシノに教えてくれたサンジ。麦わらの一味ではよくある風景だったらしいが、そんなことを知らないローとシノは、チョッパーと共に応急処置に追われることになったのだった。
end.
※ロー夢主前提のおふざけです
「サンジくん、お誕生日おめでと〜!!」
「シノちゃ〜ん♡わざわざお祝いにきてくれたの〜?」
3月2日。本日はサンジの誕生日のため、シノはサニー号にお邪魔していた。ちょうど昼食後の片付けが終わりキッチンでひと段落していた彼に、作ってきたケーキを入れた箱を手渡す。
「サンジくんに手作りのお菓子っていうのどうかなと思ったんだけど、せっかくだから作ってみましたー!!今後の参考のためにも良かったら感想教えて欲しいなぁ」
「俺のために作ってくれたものが美味しくないわけがない!!」
「ありがとうなんだけど、とりあえず食べてもらって良い?」
お皿を出してもらっている間に箱を開ける。ベイクドチーズケーキをホールで作ってみた。とりあえずサンジに食べてもらい、残りは他の一味にも分けて貰えれば良いと思って多めに作ってみたが、よく食べる面々が多いので足りるだろうか。
ついでにケーキ用の長めの包丁を持ってきたサンジが、綺麗に2つ分切り分けさらに盛る。ただ切って盛っただけのはずなのだが、美しいのは何故だろう。そもそもコックかと思えばスイーツもなんでも作れるパティシエも兼ねており、給仕も完璧な彼はあまりに万能すぎやしないか。
「ちょうど紅茶も淹れてたんだ、良かったらどうぞ」
「わぁありがと~」
自分で作ったチーズケーキと、サンジの淹れた紅茶を出され、即席のティータイムが始まる。おやつの時間には早いので、他の皆には後で振舞うのだろう。とりあえずサンジが食べるまで、うきうきとサンジを見て待つ。スッと綺麗な所作でケーキを一口食べるサンジ。
「ん、美味しい。しっとりしてて舌触りも良いよ」
「本当!?良かった~一応自信作だったんだけどやっぱり緊張しちゃったよ」
ホッと胸を撫でおろし、えへへと笑う。どんなに失敗してもサンジは冷たい言い方はしないだろうが、どうせなら美味しく食べて認めて貰えた方が嬉しい。料理に対して嘘もつかないだろうという信頼もあるので、自信もついた。
「シノちゃん、スイーツも作るんだね」
「ほら前にサニー号に乗せて貰ってた時に、一緒に料理してくれたでしょ?それから何か作るの楽しくなっちゃって、おやつだったら当番とか関係なく作れるし趣味も兼ねて作るようになったんだー」
ドレスローザで別れてしまったので、サンジと一緒に航海したのは本当に一瞬だったのだが、その時に一緒に料理したのが正直楽しかった。その時はシノはほぼ野菜を切ったくらいで大したことはしていないのだが、いろいろとコツを習っていたら自分でもいろいろやってみたくなってしまった。
「へぇ。そりゃ良かった」
「と言っても自己流で趣味の範囲だけどね」
「十分だよ、うちの奴らも喜ぶよ、ありがとう」
「こちらこそ、趣味増やしてくれてありがとう」
雑談をしながらケーキと紅茶を楽しむ。今まで作ったものや今度作りたいものの話等、なんでも楽しそうに聞いてくれるサンジと話すのは楽しい。ついシノばかり喋ってしまった。
「あ、そうだもう一つプレゼントあるんだ」
「え!?そんなに俺のこといろいろ考えてくれたの!?」
「ケーキは食べたらすぐなくなっちゃうし……って言ってもこれも残るものじゃないけど」
はい、と簡易な包装の袋を渡す。恋人でも仲間でもない、強いて言うなら友人関係に渡すのに、残るものでは重いかと思い、使いきれるものと考えた結果、ハンドクリームを選んだ。洗い物をすることも多いはずなので、男性でも貰って困るものではないだろう。ルフィやゾロはつけなさそうだが、サンジなら使いそうな気がした。
「おぉ、こりゃ助かる」
「無香料だから料理の邪魔しないと思うし、しっとりするけど、ベタベタはしないんだよ」
ちょっと手貸して、と言ってシノはチューブから少量を出し、サンジの手の甲に広げた。ちょっとつけただけで触り心地も変わるくらい保湿能力は高い。我ながら良いチョイスをした。どや顔をしてサンジの顔へ目線を上げる。
「ほら、どうかな?……サンジくん?」
「……シノちゃん、それわざと?」
「なにが?」
眉をひそめてこちらを見てくるサンジ。ただハンドクリームの使い心地を聞きたかった。洗い物を終えたばかりの乾燥したサンジの右手がしっとりしてシノとしては満足していたのだが。
サンジは大きくため息を漏らすと、テーブルに置いてあるハンドクリームのチューブを手に取ると、同じようにシノの手の甲にハンドクリームを少し出した。
「サンジくん?」
「…………」
サンジの両手がシノの左手を握った。スッとハンドクリームを伸ばしながら撫でられる。普段シノが使っているブランドのものなので、使い心地の良さは十分認識している。不思議に思い、また声をかけようとした時だった。
「ひゃっ……!?サンジくん!?」
「…………」
そのまま手の甲だけでなく、手のひらにも、指一本一本にも丁寧に塗りたくられる。絡められたサンジの指の動きがくすぐったい。いつまで握っているのか。全く離されないその大きな手に恥ずかしさがこみあげてきた。
「サンジくんってば!!」
「あ、ごめん!!……でも分かった?」
パっと慌てて離されたサンジの両手。ようやく解放された左手を、自分の右手で握る。シノは断じてそんな触り方はしていないのだが、わかりやすく示してくれたのだろう。
「俺も男なんだからそういうことしちゃダメだよ」
「……ごめんなさい、私が悪かったです」
別にサンジを男性として認識していなかったわけではないのだが、あまりにも紳士的で優しいのでつい友達感覚でやってしまった。確かにこれはシノの落ち度だ。
しばらくしーんとした時間が続いた。何か言わなければと思った時、食堂の扉が開かれた。
「シノ用事は済んだか……ってどうした!?何があった!?」
一緒に来ていたローがシノを探しに来た。足元にはチョッパーもトテトテとついてきている。真っ赤になったシノを見て何事かと駆け寄ってきた。恥ずかしさと悪いことをしたという罪悪感で言葉にならない言葉をあうあうと漏らしていたシノは、なんとか言葉を紡いだ。
「わ、私が悪かった!!」
「はぁ!?なんの話だ!おい黒足屋!!シノに何を……って黒足屋!?」
「サンジが鼻血噴き出して倒れたー!!医者ー!!」
「お前だ!!!」
「そうだ、俺だ!!!」
「サンジくんー!?」
鼻血を噴き出してまで身をもってその行為の危険性をシノに教えてくれたサンジ。麦わらの一味ではよくある風景だったらしいが、そんなことを知らないローとシノは、チョッパーと共に応急処置に追われることになったのだった。
end.
1/1ページ