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未知なる世界
おなまえは?
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一体ここは何処なのだろうか…。
そう思いながらゆっくりと起き上がれば、自分の下に敷かれている絨毯がとてつもなくフワフワな事に気がついた。
「…ええ、本当にどこっ…?」
私はナミモリーヌに行くために玄関を出たハズだった。
けど玄関の扉を開けたら何故かリボーンと牛柄の…ランボ君がいて喧嘩をしていた。
で、喧嘩を止めようと思ったらランボ君がバズーカを出してきて…。
「って、いやいやいや!!あんなちっちゃい子がバズーカなんて持ってるわけないか!きっと夢だ!」
そう呟いてから、じゃあココは夢じゃないのかと首を傾げる。
でも絨毯のフワフワ加減も、頭上でキラキラ光るシャンデリアも本物にしか見えない。
「……シャン、デリア…。」
「ゔぉぉぉい!名前!!テメェこんな所にいやがったのか!!」
「!?」
「さっさとボスのっ…とこ、へ…?」
突然後ろから怒鳴り声が聞こえて身体を震わせればグイッと肩を掴まれる。
それに驚いて振り向けば、相手も私の顔を見た途端にピシリッと固まってしまった。
「っ…?(何この人っ!誰この人っ!何このよく分かんない展開っ!!!)」
「…… 名前、なのかっ…?」
「へっ…は、はいっ…?」
「……ゔぉい…マジかよっ…。」
“ 名前” と呼ばれて一応返事はしてみたもののビビり過ぎて声が裏返る。
ていうかこんなサラッサラ銀髪の人知らないし、怖いしっ…!
返事とかしちゃったけど普通に考えてこの人が言っている名前は、私ではないんじゃないだろうかっ…。
そう考えて口を開こうとした時、広い廊下の奥の部屋から大きな爆発音が鳴り響いた。
「!?!?」
「チッ…とにかくボスの所に連れていくかっ…。」
「えっ…あ、あのっ…。」
「!あー…安心しな、たぶん殺されたりはしねェだろうよ。」
「ころっ…!?!?」
なんか物騒な言葉が聞こえた、と身体を固まらせればその人はまた舌打ちをかます。
そんな舌打ち連発されても、と動揺していれば次の瞬間には身体がフワリと浮いていた。
「…ってなにっ!?!?」
「ゔぉぉぉい、大人しくしておけよ。ボスの部屋まで連れていくだけだからなァ。」
「ぼ、ボスっ…?」
「…まぁ、会ってみれば分かんだろォ。」
説明することが面倒くさくなったであろう銀髪サラッサラ男に俵担ぎをされて、私はボスと呼ばれた人の元へと連行されていきました。