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素敵な旦那様
おなまえは?
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「おはようございます。」
「おーう!!名前じゃねェか!!」
「名前ではなく苗字です、マイク先生。」
「おうおう分かってるって!」
絶対分かってないな、この人。
そう思いつつニヤニヤする教師仲間…プレゼントマイクさんに小さく息をつく。
旦那様の旧友のため無下には出来ないが、無駄絡みが非常にめんどくさい。
…まぁ、プロヒーローとしても学校の教師としても先輩だから私からそれ以上言えないけど。
「お前ら夫婦揃ってクールだねェ!そんなんで夫婦生活上手くいってんのかァ!?」
「余計なお世話です。」
「イレイザーにも同じこと言われたぜ!!」
「!相変わらず仲良しですね。」
「お、嫉妬かァ?」
「いい加減煩いですよ、騒音ヒーロー。」
「そっ…!?」
朝からしつこい無駄絡みに痺れを切らして、思わず出た暴言に固まるマイク先生。
これはさっさと退散するべきだと、未だに固まっているマイク先生を放置して自分の席へと向かった。
学校内でも私と旦那様…消太さんが夫婦であることは周知の事実だ。
そのため相澤が2人になることは避ける目的で私は旧姓の苗字で通している。
「(もちろん公私混同はしない。お互いプロだし、消太さんもそういうの嫌いだし。)」
「 苗字、今日の放課後に職員会議な。」
「!…相澤先生。」
「ん?」
「今日って1年生の中間演習試験ですよね?放課後の職員会議は私達も参加するんですか?」
「あぁ、全員参加らしい。」
「分かりました。あ、それから…お弁当。朝、急いでたから渡すの忘れちゃいました。」
そう言ってお弁当を取り出せば無言で受け取る消太さん。
周りからはニヤニヤする他の先生達の視線が突き刺さるが、せっかく作ったお弁当を無駄にするよりは幾分マシだ。
しかも今日は1年生の演習試験…。
きっと疲れるんだから、お昼ご飯を栄養補給ゼリーで済まさせるわけにはいかないよね。
「あらあら見せつけてくれるわねぇ!」
「うんうん!おしどり夫婦ってやつだね!オジサン羨ましいよ!」
「職員室での公私混同は大歓迎さ!」
「「……はぁっ…。」」
自分たちが公私混同をしないと決めても、周りはそう簡単に流してくれないのが現状です。
「おいおいイレイザー!!朝からベリーホットかよ!羨ましいぜ!!」
「ヒューヒュー!そのままキスしちゃいなさいよっこのバカップル!」
「…縛るか。」
「相澤先生、気持ちはわかるけどストップ。」