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クラスチェンジ
おなまえは?
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ベッドの上でムー・・・と眉を寄せながら漫画を読む。
クラスの皆に勧められて、わざわざレンタルショップで少女漫画を借りてきたのだ。
「・・・おい、人の部屋に来てまで何読んでんだ。」
「!かっちゃん・・・。あのさ、かっちゃんって人好きになったことある?」
「あ・・・?」
「だから、恋愛したことある?」
「・・・んでそんな事テメェに言わなきゃいけねぇんだよ。」
「今日聞かれたんだよね。私は恋愛感情としてかっちゃんが好きなのかって。」
「!」
「でね、そんな風に考えたこともなかったから勉強してみようかなっ・・・て・・・か、かっちゃん・・・?」
“聞いてるっ・・・?” と眉を寄せれば、何故か私の上に馬乗りになったかっちゃんはニヤリと笑う。
あれ、なんだろう。
幼馴染だから分かる、この嫌な予感。
ブルルッ・・・と悪寒がしてベッドの上から逃げようとすれば、それを分かっていたかのように両手をガシリ掴まれ自由を奪われた。
かっちゃんってば、また筋肉ついたのかな?
掴まれている腕がビクともしないよ?
「か、かっちゃーんっ・・・?」
「ハッ・・・その顔は新鮮だなァ・・・?」
「私なにかした、かなっ・・・?」
「したな。・・・テメェを女として見てる男の部屋に来て、ベッドに寝っ転がった。」
「へっ・・・?あ、いやっ・・・。」
「年頃の男の前で余裕ぶっかましてるお前が悪い。」
“なァ、名前・・・?” と耳元で囁かれ、ゾクゾクっ・・・と身体中が震える。
なんだこれっ、かっちゃんのこんな甘い声はじめて聴いたぞっ!?
そんな驚きに身体を動かせずにいる私を見て、かっちゃんは私の唇にがぶりと噛み付いた。
「んぅっ・・・////!?」
「あー・・・クソッ・・・!んなエロい顔して誘ってんなよクソ名前がっ・・・。」
「えっえろっ・・・////!?」
「・・・まぁ、今日はババア達も帰りが遅くなるっつってたしな・・・ちょうどいいか・・・。」
「!わ、わぁぁあ!大変だっ!・・・私ってば今日はお母様に呼び出されてーーー。」
「そのお前のお母様は今日、うちのクソババア共と出掛けてんだよアホがっ・・・。」
ベロ・・・と首筋をなめられ、ビクリと身体が跳ねる。
なんだこれ、なんか心臓ギュンギュンする。
これ、死んじゃうかもしれないっ・・・。
「か、かっちゃん心臓痛いよ私このまま死んじゃうかもしれないっ・・・!」
「あぁ?死ぬわけねェだろ。」
「で、でもっーーー。」
「お前が知りたがってた恋愛感情っつうの・・・俺がキッチリ教えこんでやるからよォ・・・。」
“有難く思えや。”
そう言って私のスカートを捲り、自分の唇をペロリと舐めるかっちゃんは、今まで見たどんな姿よりも大人っぽくて・・・私の心臓は再びギュンギュンと痛み出しました。