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見せつけろ
おなまえは?
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ドサッ…とベッドに下ろされる。
いきなりベッド直行ですか。
そう文句を言おうとして顔をあげれば爆豪がダルそうにシュル…とネクタイを緩めた。
「っ…//////。(いや、色気はんぱなっ…!!)」
「!…見とれてんなクソ名前。」
チュッ…と落ちてくる口付けを素直に受け入れれば、爆豪は満足そうに口角をつり上げた。
…うん、やっぱりカッコイイよ。
「って待って爆豪っ…!!」
「あ゛?」
「いやっ…まだ外明るい、しっ…。」
「関係ねェ。」
「でも爆豪のお母さんとお父さん帰ってきちゃうかもしれないじゃんっ?」
「今日は帰ってこねェ。」
「へっ…?」
「だからもう観念しろ。」
私の太ももをスルリ…と撫でながらそう呟く爆豪に、もう無理だと観念して私は目を閉じた。
「っていうか爆豪、どうしてそんなに不機嫌なの?」
ふとそんな疑問をぶつければ、私の髪を弄んでいた爆豪が不機嫌そうに私を見下ろす。
そんなことも分からないのか、って顔してるけど…残念ながら私には分からない。
「どっちかって言ったら私でしょ、怒るの。」
「…テメェがさっさと来ないからだろうが。」
「え?いや、だって相澤先生に呼ばれてて…。」
「そうじゃねェ。…ずっと見たまま止まってたろ。」
そう言われギクリと肩を揺らす。
まさか…バレていたのか…。
だとしたら声掛けてくれてもいいのに…。
「…だってさ、爆豪モテモテなんだもん。」
「あ?」
「だからっ…体育祭からずっとっ、爆豪がモテ過ぎてるから嫌なの!」
「…なら、テメェのだって見せつけりゃいいだろ。」
「そ、それが出来たら苦労しないってば!」
お前に何がわかるんや!と怒れば、相手は私の顔を見て少しだけ眉を寄せる。
それから自分の首元を私に差し出してニヤリと笑った。
「前に教えたろ、印の付け方。」
「!う、うんっ…。」
「付けろ。服着ても見えるところに付けときゃあ女も寄ってこねェ。」
「!?」
「お前のなんだろ?…見せつけてやれや。」
そう言って笑った彼氏に、私はきっとこれからも悩まされることを自覚しました。
「おい爆豪、それ虫刺されか?」
「あ ゛…?…あぁ、名前の跡だろ。」
「は…?」
《(爆豪めっちゃ見せつけてるっ…!そして切島キスマーク知らないとかピュアかよっ…!!)》
なんてことが次の日あったけど、私は恥ずかしいのでもちろんガン無視です。
END
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