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1番近い。
おなまえは?
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顔を洗おうと思って洗面台の前に立てば、首筋から胸元までポツポツとある内出血に顔が熱くなる。
今まで恋愛をしても自由気ままなことが多かった私はキスマークをつけられた経験はない。
・・・つまり、慣れない。
「(恥ずかしいっ・・・/////。)」
「名前ちゃん?鏡の前でなにしてるの?」
「えっ・・・いやっ・・・/////!」
「!あらら・・・付けた俺が言うのもアレだけど、すごい目立っちゃうね。」
そう言いながら腕と羽根で私を包み込むホークスについ顔を背ける。
昨日まで普通に出来ていた会話ができない。
むしろ顔すら見れない。
のに、相手はそんなこと何処吹く風で・・・。
気がつけばその手が私の両頬を包み、その整った唇が私の唇に落ちてきた。
「はぁぁあっ・・・愛らしかぁっ・・・。」
「ちょ、なにっ・・・////!」
「やっぱり、東京行かないとか出来ない?」
「む、無理に決まってるでしょっ・・・!」
いい加減離してくれと目で訴えても、ホークスはキスを落とすばかりで離してくれない。
コイツ一線越えるとこんなに甘えたなのか。
そう思って少しだけ睨めば、相手はクスクスと笑った。
「そげん睨んでも離せん。」
「そうやって女子アナにも甘えた訳だ・・・。」
「!・・・ヤキモチ、?」
「ち、ちがうっ・・・!」
「やっぱり離せん。」
チュッ・・・とキスが落ちてきて、そのままそのキスが深くなっていく。
お酒の酔いは冷めているはずなのに頭の中がフワフワして、気がつけばホークスに身体を支えられていた。
「・・・もう1回したい。」
「ま、またっ・・・////!?」
「いつもはそんな事ないんだけど・・・好きな人相手だと無尽蔵みたいだ俺。」
「っ・・・万年発情期めっ・・・。」
フワリと浮いた身体に、唯一の抵抗としてホークスの胸をペシペシと叩く。
が、そんな抵抗も虚しく・・・あっという間にベッドへと逆戻りさせられてしまった。
「あぁ・・・それともう1つ。」
「ホークス・・・?」
「いい加減、名前で呼んでほしか。」
私の上に覆いかぶさり、首元に顔をスリスリしてくるホークスに心臓が跳ねる。
なにこれ、この甘え方すごい可愛いんだけど。
そんな事を考えながらホークスの頭を撫でれば、ホークスの身体がピクリと反応した。
「・・・けーご、さん・・・////。」
「!・・・東京ば行かせたくなかっ・・・/////。」
珍しく顔を赤くして恥ずかしがるホークスに、つい私の頬も緩まる頬。
少しくらいは期待してもいいのだろうか。
私は、特別だと。
「・・・浮気、しちゃダメだからね。」
「それは、俺の台詞じゃない?」
「ワンナイトもダメだよ。」
「付き合ったら一途だからね、俺。」
“3年半も待ったんだから。”
そう言って笑ったホークスに、今度は私からキスをした。
END
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