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入学準備!
おなまえは?
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いざ入学式1週間前になって、自分のクラスや入学式の案内などが一斉に届いた。
ヒーロー科はA.Bの2クラス。
私的にはどちらでもいいが爆豪君と緑谷君は是非とも別々のクラスにして頂きたい。
そんな願いを込めてそれぞれのメールを開いた私はその内容に絶句した。
“僕はAクラスだったよ!”
“1-A。”
「そして私も当たり前のようにAクラス…。」
“私もAクラスだよ、よろしくね。” とそれぞれに返してから大きく息を吐く。
既に学校生活が荒れるイメージしかない。
爆豪君と緑谷君が同じクラスってだけで毎日教室にあの怒鳴り声が響き渡るに決まっているのだ。
「クラス分けかい?」
「…オールマイトさん、わざと?」
「ん…?」
「爆豪君と緑谷君を同じクラスにしたの、わざとなのかって聞いてるの!」
「え、そうなの?それはまた、大変だなぁ。」
“あの2人はなぁ…うーん…。” と何かを考え始めるオールマイトさんに息を吐いて立ち上がる。
オールマイトさんはオールマイトさんで4月から新米教師として頑張るのだ。
きっと今も教師としてどう接するべきか、とか色々考えているのだろう。
「(せめてあの良い子過ぎるくらい良い子の切島君が同じクラスでありますように。)」
「そういえば、相澤くんから伝えておくよう言われていたんだが…。」
「相澤くん…?」
「あぁ…イレイザーヘッドだよ。学校では相澤先生って呼ばれているから気をつけて。」
「!あいざわせんせー…。」
イレイザー先生、本名は相澤っていうんだ。
相澤先生、という言葉がむず痒い感じがしながらも続きを促せばオールマイトさんは書類やらを確認しながら言葉を続けた。
「入学式の日、予定が全部終わったら話があるから俺のところに来るようにってさ。」
「話…?」
「おそらく名前君の個性の話だよ。私のところにも公安から連絡が来ていたしね。」
「あぁ…なるほど。」
「まぁ、相澤くんなら大体の事情は把握してくれているし私としても安心だよ。」
先程とは打って変わって鼻歌交じりにビデオカメラの準備をし始めるオールマイトさんに一応同意して、夜ご飯の準備をするために冷蔵庫を開ける。
入学式まで1週間。
なんだか落ち着かないな、なんて考えながら私はキッチンへと向かった。
→ To be continued.
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