1:ハンター試験編
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1‐33:宣戦布告
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「……」
「……」
「おまえ……」
「はい…」
「バッッカだろ! ターゲットに見せるか!? フツー!」
「うん…まあ……うん、バカだよね…」
キルアは『99』と書かれたわたしのカードを手に取り、呆れたような顔をした。
自分でも馬鹿だなと思うけど、どうしても嘘をつくことができなかったのだ。
「……あのね、キルア」
「…なんだよ」
「わたし…諦める気、ないからね。頑張ってキルアからプレート奪うつもりだよ」
「それ、宣戦布告ってやつ?」
「……そ、そうかも」
今度はまっすぐ目を見て言うと、キルアは驚いた顔をしたが、すぐにニヤリと笑った。
「おー、頑張れ頑張れ」
「言われなくても頑張りますけど…!」
からかうような口ぶりが憎たらしい。
キルアは両手をポケットに突っ込んで立ち上がり、わたしに背中を向ける。
「プレート奪われてやる気はないけど、オレ、お前にはちょこ〜っとだけ期待してるから。
……生き残れよ、ミリアム」
「! ……うん」
わたしは「絶対にプレートを奪ってやる」と静かに燃える心の中で誓った。
震える手はきっと、武者震いだ。