1:ハンター試験編
名前変換
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1‐30:まさかの合流
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扉を選んで、開けて、先へ進んで。
同じ部屋をいったりきたり、扉の数が増えて、違う部屋にたどり着いたかと思えば、またしても戻されて。
たまに岩が転がってきたり、矢が飛んできたりするので、少しでも気を抜くことは許されない。
これは多分、正しい順番で扉を開けなければ、次には進めない…というやつだ。
あれからどれだけの時間が経ち、どれだけの部屋を行き来したんだろう。
わたしは残る体力を振り絞って、目の前の扉に手をかけた、その時。
「うわっ!!」
ガコンッと音がしてまたもや床が抜け落ちる。
薄暗い場所から一転、明るい場所へ。
眩しさに目が開けられず、今度はおしりからべしゃっと落下した。
「痛てて……」
「あっ、ミリアム!」
聞き覚えのある声に名前を呼ばれわたしはそっと薄目を開ける。
「ゴン!? ……それに、みんなも」
そこには、ゴン、クラピカ、レオリオ、キルア――そしてトンパさんの姿があった。
えっ、なんか珍しいメンツだなあ……?
驚くわたしにクラピカがざっくりとここまでの経緯を説明してくれた。
「なるほど…多数決で…」
わたしが落ちた隠し扉がたまたま1人用だっただけで、チームでクリアしなきゃいけないルートもあったんだ……。
ちなみに、残り時間は5時間を切っているらしいので、とにかく急がないといけない。
「そうと決まれば一択だぜ」
そう言って、レオリオが腕時計のようなものの画面をピッと押す。
「質問……?」
「ん」
理解できず首を傾げるわたしに、キルアが大きな鉄の扉を指さした。その上には文字が書かれている。
『仲間に加える
はい→〇 いいえ→✕』
他4人も同じように画面に触れると『〇4✕1』と結果が映し出され扉が開く。
……ん? ✕っ!?
「てめえ、また!」
いきなりレオリオがトンパさんの胸ぐらを掴み突っかかった。
「えっ!? ど、どうしたのレオリオ…!」
「いいかミリアム! こいつはなあ! わざと“逆”を選んで多数決の邪魔ばっかりしやがる。オレたちの反応を見て楽しんでるんだよっ!」
「そ、そうなの……!?」
あんなに親切にしてくれたトンパさんがそんな人だったなんて。
驚くわたしとは対照的に、他3人は「またか…」とでもいいたげな表情で言い合う2人を見ている。
ここに来るまでに色々あったことをなんとなく察した。