1:ハンター試験編
名前変換
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
1‐25:真夜中のゲーム(2)
- - - - - - - - - - - - - - - - -
一度落ち着いて体勢を整える。
上手くいくかわからないけど、試さない手はない。
使えるものは全部使って、思いついたこと全部ぶつけて、それでもダメだったらまた考えればいい!
それがわたしの……弱者なりの戦い方だ!
「ふー、行きます……!」
姿勢を低くし、一気に突進する。
さっきキルアが試していたけど、ネテロさんの足は鉄以上に硬く、足払いは不可能。
そしてネテロさんも、わたしたちの脚力では体勢を崩すことさえ無理だとわかっているからこそ、防いでこない。ならばわたしはその隙を狙う!
脛を思い切り蹴り上げる――フリをし、寸前で勢いを殺して股下まで足を潜り込ませる。そこから腰を捻り股間を蹴り上げた。ゴンとキルアがひくついた顔をするのが見える。
「すみません……っ!!」
「な゛っ、んのこれしき…」
悶絶するかと思えば意外とダメージは少ない。けど、この一瞬の隙が次の攻撃に繋がるはずだ。
なんて言ったってこれは3対1なのだから!
わたしが目で合図を送ると、2人は頷き、全員一斉に飛びかかった。
「とりゃっ」
ゴンが靴を脱ぎ蹴りの間合いを伸ばすことで一撃を食らわせ、更にキルアが背中側に回り込んで、回し蹴りでネテロさんを吹っ飛ばす。
そして球はネテロさんの手から離れ宙へ!
ついに生まれたチャンスを逃すまいと、
わたしたちは手を伸ばした――…!