1:ハンター試験編
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1‐24:真夜中のゲーム(1)
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ゲームのルールは至ってシンプル。
この船が次の目的地につくまでの間に、ネテロさんから
球を守りきることができれば、ネテロさんの勝ち。
わたしたちから仕掛ける攻撃は自由だが、向こうの手出しは一切禁止とする。…これ、かなりわたしたちに有利な条件だ。
最初こそ舐められてるなと感じたけれど、始まってすぐに理解した。これは、ゲームを“成り立たせる”ために必要な条件だったんだって。
「ハア、ハア……」
軽く息を整えながら、頬に流れた汗を右手で拭う。上着はとっくに脱いでいた。
キルア、ゴン、そしてわたしの順番で、代わる代わる攻撃を繰り返しているが、いまだ誰も球に触れることなく、ただ時間だけが無情にも過ぎていく。
「これでは埒が明かんのー。3人いっぺんにかかってきてもいいぞよ」
そんなネテロさんの安い挑発に、わたしたちはなりふり構わず一斉に飛びかかった。
始めは余裕綽々の態度をとっていたキルアも今や汗びっしょりで、ゴンもわたしもちゃんと『本気』なのに、当の本人は息ひとつ切らしていない。
3人がかりでも全ッ然、つかまえられる気がしないんだけど…!
ゴンとキルアが猛攻撃を繰り返してる間に、距離をとって考える。
ネテロさんにとってはどんな角度・スピードでの攻撃も正攻法と言わざるを得ない。でも、それじゃだめなんだ…
相手は格上、『予想外』を常に叩きつけてこそ、初めてチャンスは生まれるもの!
「どうしたかねお嬢さん、ひとりだけ足が止まっておるけど…もうギブアップかのう?」
「ううん、まだまだこれから……!」