不慮の事故
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USJでの演習の最中。
それは、突然だった。
「きゃあっ!」
「っ!あぶない!」
生徒が誤って崖から転落したのだ。
咄嗟に気付いた13号は崖の上から自身の個性、
ブラックホールを使って落下を食い止める。
崖の上まで生徒を吸い上げ、
ふわっと宙に浮いている生徒をお姫様抱っこの形で受け止めた。
「大丈夫かい?」
「は、はい!死ぬかと思いました…。」
「災害救助は今みたいな事が何時だって起こり得る。こういう時の為に、僕のようなヒーローがいるんだ。訓練に集中しているのは良い事だけれど、まずは自分自身を守る事を忘れないようにして下さい。」
「はい、すみませんでした…」
しゅん、と落ち込む生徒の肩を優しく叩く13号。
「とにかく、君が無事で良かった。」
「ありがとう先生。」
事態は落ち着き、授業を締めようと思ったその時、周りにいた生徒があることに気付く。
「先生!メットが…!」
「本当だ、割れちゃってる。」
「え?本当ですか?」
先程の生徒を助けた時、一緒に吸い上げられた岩がヘルメットに当たってしまったのだろう。
大きな亀裂が入ってしまっていた。
「うーん。これは、修理しないといけないな。」
13号がヘルメットを外したその時、周りにいた生徒の視線が一斉に集まったのだった。
「「…え?」」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
午後の授業。1年A組の教室での出来事。
「ねーねー!今日の13号先生の授業、ここで座学なんだって!」
「珍しいね。いつもの実践も勉強になるけど、楽しみ!」
「げっ、マジかよ。オイラ昼飯食いすぎて眠くなっちまったよ…」
賑やかな教室。
その時、教室のドアが開いた。
「チャイムが鳴りましたよー。」
教室が、ざわっと、波立った。
いつものコスチュームではなく、スーツ。
ヘルメット越しに聞いていた声の主が、急に“人”として目の前に現れた、その瞬間だった。
「13号先生!?」
「宇宙服のコスチュームは?」
「えー!めっちゃかっこいい!」
どよめく教室に驚く13号。
そして、
「っはぅ!?!?!」
1人、誰よりも大きな衝撃を受けた紫色の男がいた。
「…何だよ。何だよそれェ。反則だろ畜生。」
男はプルプルと震えて、バンっと机を両手で叩く。
彼の名は、峰田実。
峰田は机から身を乗り出し、両目を限界まで見開いていた。
近くにいた緑谷出久が声を掛ける。
「お、落ち着いてよ峰田くん。」
「落ち着いていられるか緑谷!いつもロボみたいな13号先生が、あんな、あんな美人だったなんて…」
峰田は緑谷に向かって続ける。
「ヘルメットの下がよぉ、あんな童顔美人だなんてギャップ半端ねぇだろ!女教師と生徒の秘密恋!ああー!堪んねぇなあ緑谷!」
「こ、声が大きいよ峰田君!もうちょっと静かに…」
興奮する峰田と、おどおどしている緑谷。
次の瞬間、教室の空気が変わった。
「峰田くん。」
13号の冷たい声。
普段は優しい彼女でも、授業の妨げになる者は許しておく事は出来ない。
「もう少し、静かにお願いしますね。」
13号はにこりと笑い、授業が始まった。
「ご、ごめんなさい」
(怒った顔も堪らねぇぜ先生!)
謝りながらも懲りない男であった。
授業終了のチャイムが鳴る。
「…という訳で、今日はここまで。僕のコスチュームが直り次第、また実践に戻ります。暫くは座学になるので分からない事はいつでも相談しに来てくださいね。」
「はーい!」
「それでは、お疲れ様でした。」
書類をまとめて教室を出ようとしたその時、
13号は生徒に囲まれた。
「先生って恋人いるのー?」
「背高いッスね!何食ったら身長伸びるんスか!」
「いつもの宇宙服も可愛いけど、素顔も可愛いです〜」
「オイラも!オイラも質問するー!」
「じゅ、授業と関係ない事はあまり…」
困り果てていた13号の後ろから聞き慣れた声がした。
「いい加減にしろお前ら!早くHR始めるぞ」
担任の相澤消太。
先程まで13号を囲んでいた生徒達がすぐに席に向かう。
「すみません、先輩。」
「いや、別に。早く直るといいな。」
「はい!ありがとうございます。」
次の授業の準備をする為に急ぎ足で職員室に向かう13号の背中を見送り、相澤も教室に入っていった。
それは、突然だった。
「きゃあっ!」
「っ!あぶない!」
生徒が誤って崖から転落したのだ。
咄嗟に気付いた13号は崖の上から自身の個性、
ブラックホールを使って落下を食い止める。
崖の上まで生徒を吸い上げ、
ふわっと宙に浮いている生徒をお姫様抱っこの形で受け止めた。
「大丈夫かい?」
「は、はい!死ぬかと思いました…。」
「災害救助は今みたいな事が何時だって起こり得る。こういう時の為に、僕のようなヒーローがいるんだ。訓練に集中しているのは良い事だけれど、まずは自分自身を守る事を忘れないようにして下さい。」
「はい、すみませんでした…」
しゅん、と落ち込む生徒の肩を優しく叩く13号。
「とにかく、君が無事で良かった。」
「ありがとう先生。」
事態は落ち着き、授業を締めようと思ったその時、周りにいた生徒があることに気付く。
「先生!メットが…!」
「本当だ、割れちゃってる。」
「え?本当ですか?」
先程の生徒を助けた時、一緒に吸い上げられた岩がヘルメットに当たってしまったのだろう。
大きな亀裂が入ってしまっていた。
「うーん。これは、修理しないといけないな。」
13号がヘルメットを外したその時、周りにいた生徒の視線が一斉に集まったのだった。
「「…え?」」
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午後の授業。1年A組の教室での出来事。
「ねーねー!今日の13号先生の授業、ここで座学なんだって!」
「珍しいね。いつもの実践も勉強になるけど、楽しみ!」
「げっ、マジかよ。オイラ昼飯食いすぎて眠くなっちまったよ…」
賑やかな教室。
その時、教室のドアが開いた。
「チャイムが鳴りましたよー。」
教室が、ざわっと、波立った。
いつものコスチュームではなく、スーツ。
ヘルメット越しに聞いていた声の主が、急に“人”として目の前に現れた、その瞬間だった。
「13号先生!?」
「宇宙服のコスチュームは?」
「えー!めっちゃかっこいい!」
どよめく教室に驚く13号。
そして、
「っはぅ!?!?!」
1人、誰よりも大きな衝撃を受けた紫色の男がいた。
「…何だよ。何だよそれェ。反則だろ畜生。」
男はプルプルと震えて、バンっと机を両手で叩く。
彼の名は、峰田実。
峰田は机から身を乗り出し、両目を限界まで見開いていた。
近くにいた緑谷出久が声を掛ける。
「お、落ち着いてよ峰田くん。」
「落ち着いていられるか緑谷!いつもロボみたいな13号先生が、あんな、あんな美人だったなんて…」
峰田は緑谷に向かって続ける。
「ヘルメットの下がよぉ、あんな童顔美人だなんてギャップ半端ねぇだろ!女教師と生徒の秘密恋!ああー!堪んねぇなあ緑谷!」
「こ、声が大きいよ峰田君!もうちょっと静かに…」
興奮する峰田と、おどおどしている緑谷。
次の瞬間、教室の空気が変わった。
「峰田くん。」
13号の冷たい声。
普段は優しい彼女でも、授業の妨げになる者は許しておく事は出来ない。
「もう少し、静かにお願いしますね。」
13号はにこりと笑い、授業が始まった。
「ご、ごめんなさい」
(怒った顔も堪らねぇぜ先生!)
謝りながらも懲りない男であった。
授業終了のチャイムが鳴る。
「…という訳で、今日はここまで。僕のコスチュームが直り次第、また実践に戻ります。暫くは座学になるので分からない事はいつでも相談しに来てくださいね。」
「はーい!」
「それでは、お疲れ様でした。」
書類をまとめて教室を出ようとしたその時、
13号は生徒に囲まれた。
「先生って恋人いるのー?」
「背高いッスね!何食ったら身長伸びるんスか!」
「いつもの宇宙服も可愛いけど、素顔も可愛いです〜」
「オイラも!オイラも質問するー!」
「じゅ、授業と関係ない事はあまり…」
困り果てていた13号の後ろから聞き慣れた声がした。
「いい加減にしろお前ら!早くHR始めるぞ」
担任の相澤消太。
先程まで13号を囲んでいた生徒達がすぐに席に向かう。
「すみません、先輩。」
「いや、別に。早く直るといいな。」
「はい!ありがとうございます。」
次の授業の準備をする為に急ぎ足で職員室に向かう13号の背中を見送り、相澤も教室に入っていった。
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