モリモリした森。
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「Hey!消極ボクッ子!」
USJからの帰り、職員室に向かう13号を呼び止めたのは意外な人物だった。
「マイクさん、お疲れ様です。その呼び方やめてくださいよ〜。」
「悪ぃ悪ぃ。ちょっと頼まれ事してくんねーか?」
「珍しいですね?僕で良ければどうぞ。」
マイクは13号に近付い耳打ちをする。
「…ってわけなのよ!マジで頼むわ13号!」
目の前でパシンッと両手を合わせて懇願するマイクに13号は申し訳なさそうに口を開く。
「先輩、すみません…。」
「何っだよ!お前もオレを見捨てるってのか!」
「いや、そうではなくてですね。ヘルメット越しに小声で話されると何を仰ったのかさっぱり分からなくて。」
「Oh!nooo!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
次の休日、雄英高校から少し離れた場所にある広い公園に2人の姿があった。
「マイクさん、ほらあそこです。」
「あ、あぁ。全く、森はこれだから嫌なんだ…。」
プライベート姿の彼等は自然豊かな森の中にいた。
13号が指差すのは、1匹のカブトムシ。
マイクの虫克服の訓練の為だった。
いつになくテンションの低いプレゼント・マイク。
大の大人が虫取り網を持ってへっぴり腰で大木に近付く。
「お、らぁ!!」
「うわー!惜しい!」
勇気を振り絞って踏み出した1歩だったが、思うように標的は捕まらない。
「マイクさん、あそこにも!あ!足元にもバッタがいますよ!」
「ひぃ!」
咄嗟に13号に抱きつくマイク。
その様子をにやにやと笑いながら近付いてくる影があった。
「お、いたいた。」
「本当に訓練してるのね〜!」
「イレイザー!ミッドナイト!」
「面白そうだから見に来てやったぞ。」
「私も面白そうだから来ちゃった♡っていうか山田!13号から離れなさい。この子は私のなの。」
「え、ええ!?」
抱きついていたマイクをひっぱたき、13号を抱き寄せるミッドナイト。
13号は恥ずかしそうに赤くなっている。
「くそ、お前らには絶対言いたくなかったのに。」
「何でだよ?」
「絶対馬鹿にしてくんじゃねーか!」
「そんな事はない。」
「嘘つけ!ずっと口元にやけてんぞ!」
相澤に怒鳴るマイク。
ミッドナイトは13号の髪を撫でながら問う。
「でも何で13号に頼むの?まさかアンタ、この子に気がある訳じゃ…。」
「んな訳ねーだろ!13号は自然好きだろ!虫に慣れてるやつじゃねーと意味ねーのよ!」
「へえ、13号虫平気なのね。」
「はい。僕昔から虫を見つけるのが得意なのでよくおばあちゃんに褒めてもらってました。」
「成程ね〜。…ッ!きゃああ!!」
突然飛んできた昆虫に驚くミッドナイト。
13号を抱きしめる力が強くなる。
「大丈夫ですか?先輩。」
「え、ええ。ちょっと驚いただけ。」
「あれはオニクワガタですね。幼虫は湿っていてやわらかい朽木で育ちます。成長は何も食べません。向こうに居るのはコカブトですね。あの子は他の子を襲ったり、死骸を食べたりするんです。幼虫は朽木を食べて、成虫は1年以上…。」
「stop!stop!!もう良い13号!虫情報なんて無視無視!んな事よりよぉ。」
「ミッドナイト、虫ダメなんですか?」
先程まで震えていたマイクと、マイクを虐めていた相澤がミッドナイトを見る。
「うるさいわね、良いでしょ別に!」
「何だよミッドナイト!俺のこと散々言ってた癖に自分もダメなのかよ!」
「山田うるさい!」
「…意外ですね、先輩にも怖いものがあったなんて。」
「相澤君もうるさいわよ!」
「きゃー!だってよ!俺の事言えねーって!」
腹を抱えて笑うマイクに無言で近付くミッドナイトが袖を捲り上げて、個性を発動させる。
「はっ!?ちょっ!zzz…」
ばたんっと倒れるマイクに驚く13号。
駆け寄ろうとする彼女の動きを止め、ミッドナイトは言う。
「相澤君、寮で砂糖水作って持ってきなさい。」
「はい?嫌ですよ、なんで俺が…。」
「良いから持ってきなさいよ。」
「…はいはい。」
ミッドナイトに睨まれ、しぶしぶ歩き出す相澤。
暫くして戻ってきた相澤から砂糖水を受け取り、ミッドナイトはマイクの身体に砂糖水を乱暴に塗りつけた。
「せ、先輩!まさか…。」
「ふふっ、私を馬鹿にするとこうなるのよ。」
「俺、砂糖水もっと作ってきます。」
その後、
目が覚めた山田は全身に集まっている昆虫を見て再び意識を失った。
暫くするとまた、耳を塞ぎたくなる程の大きな悲鳴が森の中に響き渡るのだった。
USJからの帰り、職員室に向かう13号を呼び止めたのは意外な人物だった。
「マイクさん、お疲れ様です。その呼び方やめてくださいよ〜。」
「悪ぃ悪ぃ。ちょっと頼まれ事してくんねーか?」
「珍しいですね?僕で良ければどうぞ。」
マイクは13号に近付い耳打ちをする。
「…ってわけなのよ!マジで頼むわ13号!」
目の前でパシンッと両手を合わせて懇願するマイクに13号は申し訳なさそうに口を開く。
「先輩、すみません…。」
「何っだよ!お前もオレを見捨てるってのか!」
「いや、そうではなくてですね。ヘルメット越しに小声で話されると何を仰ったのかさっぱり分からなくて。」
「Oh!nooo!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
次の休日、雄英高校から少し離れた場所にある広い公園に2人の姿があった。
「マイクさん、ほらあそこです。」
「あ、あぁ。全く、森はこれだから嫌なんだ…。」
プライベート姿の彼等は自然豊かな森の中にいた。
13号が指差すのは、1匹のカブトムシ。
マイクの虫克服の訓練の為だった。
いつになくテンションの低いプレゼント・マイク。
大の大人が虫取り網を持ってへっぴり腰で大木に近付く。
「お、らぁ!!」
「うわー!惜しい!」
勇気を振り絞って踏み出した1歩だったが、思うように標的は捕まらない。
「マイクさん、あそこにも!あ!足元にもバッタがいますよ!」
「ひぃ!」
咄嗟に13号に抱きつくマイク。
その様子をにやにやと笑いながら近付いてくる影があった。
「お、いたいた。」
「本当に訓練してるのね〜!」
「イレイザー!ミッドナイト!」
「面白そうだから見に来てやったぞ。」
「私も面白そうだから来ちゃった♡っていうか山田!13号から離れなさい。この子は私のなの。」
「え、ええ!?」
抱きついていたマイクをひっぱたき、13号を抱き寄せるミッドナイト。
13号は恥ずかしそうに赤くなっている。
「くそ、お前らには絶対言いたくなかったのに。」
「何でだよ?」
「絶対馬鹿にしてくんじゃねーか!」
「そんな事はない。」
「嘘つけ!ずっと口元にやけてんぞ!」
相澤に怒鳴るマイク。
ミッドナイトは13号の髪を撫でながら問う。
「でも何で13号に頼むの?まさかアンタ、この子に気がある訳じゃ…。」
「んな訳ねーだろ!13号は自然好きだろ!虫に慣れてるやつじゃねーと意味ねーのよ!」
「へえ、13号虫平気なのね。」
「はい。僕昔から虫を見つけるのが得意なのでよくおばあちゃんに褒めてもらってました。」
「成程ね〜。…ッ!きゃああ!!」
突然飛んできた昆虫に驚くミッドナイト。
13号を抱きしめる力が強くなる。
「大丈夫ですか?先輩。」
「え、ええ。ちょっと驚いただけ。」
「あれはオニクワガタですね。幼虫は湿っていてやわらかい朽木で育ちます。成長は何も食べません。向こうに居るのはコカブトですね。あの子は他の子を襲ったり、死骸を食べたりするんです。幼虫は朽木を食べて、成虫は1年以上…。」
「stop!stop!!もう良い13号!虫情報なんて無視無視!んな事よりよぉ。」
「ミッドナイト、虫ダメなんですか?」
先程まで震えていたマイクと、マイクを虐めていた相澤がミッドナイトを見る。
「うるさいわね、良いでしょ別に!」
「何だよミッドナイト!俺のこと散々言ってた癖に自分もダメなのかよ!」
「山田うるさい!」
「…意外ですね、先輩にも怖いものがあったなんて。」
「相澤君もうるさいわよ!」
「きゃー!だってよ!俺の事言えねーって!」
腹を抱えて笑うマイクに無言で近付くミッドナイトが袖を捲り上げて、個性を発動させる。
「はっ!?ちょっ!zzz…」
ばたんっと倒れるマイクに驚く13号。
駆け寄ろうとする彼女の動きを止め、ミッドナイトは言う。
「相澤君、寮で砂糖水作って持ってきなさい。」
「はい?嫌ですよ、なんで俺が…。」
「良いから持ってきなさいよ。」
「…はいはい。」
ミッドナイトに睨まれ、しぶしぶ歩き出す相澤。
暫くして戻ってきた相澤から砂糖水を受け取り、ミッドナイトはマイクの身体に砂糖水を乱暴に塗りつけた。
「せ、先輩!まさか…。」
「ふふっ、私を馬鹿にするとこうなるのよ。」
「俺、砂糖水もっと作ってきます。」
その後、
目が覚めた山田は全身に集まっている昆虫を見て再び意識を失った。
暫くするとまた、耳を塞ぎたくなる程の大きな悲鳴が森の中に響き渡るのだった。
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