店主の癒し
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此処は2人の行きつけのお店。
ガヤガヤと賑やかな店舗の中で、
グラスの中の氷が静かに音を立てていた。
「だぁから〜、宇宙にはね?引力があるんですよっ!きいてますかミッドナイト〜!」
「えぇ、引力って凄いわよね」
「そうなんれす、引力をいっちばん最初に発見したのはニュートンなんれすよ。偉大なお方れす」
「本当、ニュートンって凄いわよね。ねー大将。私同じのもう1杯頂戴。あとお水も。」
からみ酒の13号に慣れた様子で返事をするミッドナイト。
「ミッドナイトはニュートンをどう思ってますかっ?」
「うーん、あんまり興味ないかしら」
「そんなっ、なんでれすかー」
ショックを受ける13号はカウンターに突っ伏した。
「はい、これ飲みなさい13号」
「えー」
落ち込む13号の肩を優しく叩く。
顔を上げた彼女はお水ではなく、レモンサワーを飲もうとした。
「はいはい、そこまで。ほら、顔真っ赤よ?」
「だって僕、もっとミッドナイトと語り合いたいですー」
「いつでも語り合えば良いじゃない。」
「だって、だってー」
イヤイヤ期の子どものようにグラスを離さない13号に、流石に飲ませすぎたかと反省するミッドナイト。
ここまで彼女が酔ったのは初めてだった。
「ミッドナイト」
「え?」
「あたま、なでてください」
突然のお願い。
ミッドナイトが一瞬だけ瞬きをした。
最近お互い忙しくてなかなか会えなかったからか、今日は随分と可愛いことを言ってくれる。
やれやれ、と13号の髪に手を伸ばした。
「やったあ」
13号はふにゃっと笑って、椅子から立ち上がろうとする。
「わっ」
ふらついた身体を、ミッドナイトが即座に抱き留める。
「ちょっと、危ないじゃない」
「いい匂い……」
全く反省をしていない後輩は、ミッドナイトの匂いをクンクンとかぎ続ける。
「こら」
そう言いながらも、ミッドナイトの腕は緩まない。
13号は自然に、彼女の肩に額を預けた。
「先輩…」
「なあに?」
「人間は酔うと…安心する人のところに、引き寄せられるみたいですよ」
一瞬の沈黙。
先程の引力の話の続きだろうか。
「…何よそれ」
ぎゅぅ、と抱きしめる力が強くなる。
一度13号を椅子に座らせて、水を飲ませる。
背中を軽く撫でてやると、13号の呼吸がゆっくりと整っていった。
「これは起きるまで暫くかかりそうね」
可愛い後輩の頭を撫でてやると、寝ながら嬉しそうな顔をするものだから止められない。
起きたらどんな顔をするのだろうか。
想像をするだけで愛おしい。
すると突然、店主から声を掛けられた。
「お客さん、」
「え?」
「…ご馳走様。」
「え??」
店主の耳は真っ赤になっていた。
訳が分からないと言った表情のミッドナイトのカウンターには沢山のおつまみがサービスで出されたのだった。
ガヤガヤと賑やかな店舗の中で、
グラスの中の氷が静かに音を立てていた。
「だぁから〜、宇宙にはね?引力があるんですよっ!きいてますかミッドナイト〜!」
「えぇ、引力って凄いわよね」
「そうなんれす、引力をいっちばん最初に発見したのはニュートンなんれすよ。偉大なお方れす」
「本当、ニュートンって凄いわよね。ねー大将。私同じのもう1杯頂戴。あとお水も。」
からみ酒の13号に慣れた様子で返事をするミッドナイト。
「ミッドナイトはニュートンをどう思ってますかっ?」
「うーん、あんまり興味ないかしら」
「そんなっ、なんでれすかー」
ショックを受ける13号はカウンターに突っ伏した。
「はい、これ飲みなさい13号」
「えー」
落ち込む13号の肩を優しく叩く。
顔を上げた彼女はお水ではなく、レモンサワーを飲もうとした。
「はいはい、そこまで。ほら、顔真っ赤よ?」
「だって僕、もっとミッドナイトと語り合いたいですー」
「いつでも語り合えば良いじゃない。」
「だって、だってー」
イヤイヤ期の子どものようにグラスを離さない13号に、流石に飲ませすぎたかと反省するミッドナイト。
ここまで彼女が酔ったのは初めてだった。
「ミッドナイト」
「え?」
「あたま、なでてください」
突然のお願い。
ミッドナイトが一瞬だけ瞬きをした。
最近お互い忙しくてなかなか会えなかったからか、今日は随分と可愛いことを言ってくれる。
やれやれ、と13号の髪に手を伸ばした。
「やったあ」
13号はふにゃっと笑って、椅子から立ち上がろうとする。
「わっ」
ふらついた身体を、ミッドナイトが即座に抱き留める。
「ちょっと、危ないじゃない」
「いい匂い……」
全く反省をしていない後輩は、ミッドナイトの匂いをクンクンとかぎ続ける。
「こら」
そう言いながらも、ミッドナイトの腕は緩まない。
13号は自然に、彼女の肩に額を預けた。
「先輩…」
「なあに?」
「人間は酔うと…安心する人のところに、引き寄せられるみたいですよ」
一瞬の沈黙。
先程の引力の話の続きだろうか。
「…何よそれ」
ぎゅぅ、と抱きしめる力が強くなる。
一度13号を椅子に座らせて、水を飲ませる。
背中を軽く撫でてやると、13号の呼吸がゆっくりと整っていった。
「これは起きるまで暫くかかりそうね」
可愛い後輩の頭を撫でてやると、寝ながら嬉しそうな顔をするものだから止められない。
起きたらどんな顔をするのだろうか。
想像をするだけで愛おしい。
すると突然、店主から声を掛けられた。
「お客さん、」
「え?」
「…ご馳走様。」
「え??」
店主の耳は真っ赤になっていた。
訳が分からないと言った表情のミッドナイトのカウンターには沢山のおつまみがサービスで出されたのだった。
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