もうちょっと
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もうちょっと
私は彼のこの言葉に弱い。彼がこの言葉を発する時の甘えるように抱きしめてくる動作が可愛らしくて、つい絆されてしまうのだ。今日だって。
「ん...ノートン...?」
恋人同士のあれそれを終わらせベッドで寝ようとした時、モゾモゾとノートンが動き優しく私の頬を撫でた。その手の感触に目を細めると、反対側の手がするりと私の腰に向かう。
「ちょっと...」
「...だめ?」
私の頬、鼻と顔中にキスを降らせる彼はまだ足りないという顔をしていて。
「もう寝たい」
「あと1回だけ」
「そう言って1回で終わったことないじゃん」
だからダメ。と彼に背中を向ける。その瞬間、後ろから抱きしめられる。しまった。そう思った時には既に遅く、ノートンは私に甘えるように擦り寄ってきた。
「ね、もうちょっと...だめかな」
耳元で囁くようにそう言われるとダメだった。
「...ちょっとだけなら、いいよ」
ぶっきらぼうにそう答えると、背後の気配がぱあっと明るくなるのを感じた。
「ありがとう。大好きだよ」
まるで感謝を伝えるかのように顔中へのキスを再開する彼を受け入れるように目を閉じ考える。
ああ、これが惚れた弱みか。
私は彼のこの言葉に弱い。彼がこの言葉を発する時の甘えるように抱きしめてくる動作が可愛らしくて、つい絆されてしまうのだ。今日だって。
「ん...ノートン...?」
恋人同士のあれそれを終わらせベッドで寝ようとした時、モゾモゾとノートンが動き優しく私の頬を撫でた。その手の感触に目を細めると、反対側の手がするりと私の腰に向かう。
「ちょっと...」
「...だめ?」
私の頬、鼻と顔中にキスを降らせる彼はまだ足りないという顔をしていて。
「もう寝たい」
「あと1回だけ」
「そう言って1回で終わったことないじゃん」
だからダメ。と彼に背中を向ける。その瞬間、後ろから抱きしめられる。しまった。そう思った時には既に遅く、ノートンは私に甘えるように擦り寄ってきた。
「ね、もうちょっと...だめかな」
耳元で囁くようにそう言われるとダメだった。
「...ちょっとだけなら、いいよ」
ぶっきらぼうにそう答えると、背後の気配がぱあっと明るくなるのを感じた。
「ありがとう。大好きだよ」
まるで感謝を伝えるかのように顔中へのキスを再開する彼を受け入れるように目を閉じ考える。
ああ、これが惚れた弱みか。
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