英雄
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「かっちゃんおはよう!」
「おはよ。」
彼女の月が俺の家で期末テストの勉強をしたいと言うもんだから、月の家まで迎えに来た。俺達はいわゆる幼馴染というやつで、家が近いのでよくお互いの家を行き来したりする。玄関を開けると可愛いワンピースを着てモタモタと靴を履いている月。なんじゃこいつ可愛いな。
「はよしろ。置いてかれたいんか。」
「ちょ、待ってよ〜。迎えに来てくれてるくせに。」
「うるせえ。」
彼氏彼女の関係になってからも素直になれない俺はいつも通り悪態しかつけない。本当はもっと気の利いたこととか言ってやりたいし優しい言葉…?みたいなのもかけた方がいい気がするけど正直自分がそんな言葉を言っているのを想像するだけで鳥肌が立つので、今はまだこのままでいい。
「はい!履けました!行こ行こ!」
「おせーんだわ、クソが。」
「ごめんてー。」
ごめんと言いながら自然と手を握って来る月に心臓を鷲掴みにされる。握られた手から伝わる柔らかさと、自分より少しだけ低い体温。こいつほんと、自分がどれだけ可愛いか自覚あんのか。
「かっちゃんの手、汗すごいよ。」
「お前が握るからだろ。」
「あらあら、嬉しくてドキドキしちゃってるってことですか。」
「爆破したろか。」
「やめてよ!」
たわいもない会話を重ね、家に着く。手を離さなければいけないのが名残惜しい。
「お邪魔しまーす。」
「なんか飲むか?」
「ジュース!」
「はっ、ガキかよ。」
「ガキじゃなくてもジュースは飲むもん!」
「へいへい。じゃ、俺の部屋で待っとけ。」
「はーい!」
なんだ「飲むもん!」って!なんだ「はーい!」って!クソ可愛すぎんだろなめとんのか。中1の頃から付き合ってるからもう3年になるというのに、未だに月の行動や言動にドギマギしてしまう。
「どんだけあいつのこと好きなんだよ俺。アホか。」
「好き?なにが?」
「!?お、おま!なんでここにおるんだ!」
「手伝おうと思って。」
「こんなん1人で運べるわ!上で待っとけ!」
「えー、でもー…」
「なにがでもじゃ…」
「かっちゃんとー、ちょっとでも一緒にいたいんだもん…。」
俺の服の端をつかみ上目遣いで見つめて来る自覚無し常習犯の月。自分の顔がカッと赤くなるのが、鏡を見なくても分かる。いちいち可愛い。いちいち愛おしい。素直になれない自分と相反して、月はなんでもど直球で伝えて来るから、身がもたない。
「ほんとお前、」
「へ?…!んん!」
言葉で言えない代わりに思い切り口を塞いだ。突然のことにびっくりはしているものの抵抗はせず、俺の背中に手を回し服をキュッと掴んで来る。可愛い可愛い可愛い。胸が月でいっぱいに満たされて、こいつの事しか考えられなくなる。
「お前ほんと、いい加減にしろよ。」
「え、なんか悪いことした…?」
「した。」
「なにしたの私…?」
「可愛すぎ。」
そのままリビングの机に上半身を押し倒し、手首を掴んで荒々しくキスをする。呼吸がうまく出来ず、はぁ、はぁ、と涙目になりながらも俺のキスを受け入れる月に目の前がクラクラした感覚に襲われる。
「ん、はぁ、ほんとお前、自覚無しにそーゆー顔、他の男にすんの禁止な。」
「はぁ、はぁ、顔?なんでかっちゃん怒ってるの…?」
「怒ってねえわバカ。通常運転だっつの。」
ばっと、可愛いワンピースを捲り上げると、これまた可愛い下着が露わになり、どきりとする。俺が好きって言ってた色じゃねえか。
「ちょ、ちょっとかっちゃん!ここ!リビングだよ!」
「新しく買ったんか。」
「へ?」
「下着、新しく買ったんか。」
「…うん。」
「はっ、なんか期待しとったんか。」
「!!」
ニヤリ、と笑うとカッと赤くなる月の顔。決めた。犯す。
「やるぞ。」
「え、ここで!?」
「ここでじゃなかったらいいんか。」
「いや、そういう意味じゃな…ふぁあ!やっ…!」
胸を覆う下着を上にずり上げ、ぷるんと飛び出した乳房にかぶりつく。体を震わせながら必死に快感と戦う月にゴクリ、と音がするくらい喉がなる。
「おら、月。お前声抑えんな。出せ。」
「や…だぁ…あん。恥ず、恥ずかしい…んん!」
「俺の言うこと聞けんのか。」
「!!…ご、ごめんなさい。ふっ、ふぅ。あん!あっ、あっ!」
「はい、よく出来ました。」
上も攻めつつ、下も攻める。月のそこはもう完全に濡れそぼっていた。ばっと下着をずりおろし、指を入れるとすんなり入る。
「お前、もうこんなグチョグチョじゃねえか。」
「いや、んんっ、あっ、言わないで…。」
「いやらしいな、月。」
「や、んんっ!〜っ!!」
軽くイッた月を確認し、後ろを向かせてバックから思いっきり自身を突っ込んだ。月の中が俺を離すまいとしてキュッと締め付けて来るもんだから、軽くイきそうになるのをぐっと堪えた。
「ちょ、か、かっちゃ、ああ!私、イったばっ、ああん、イったばっか…だか…ら!」
「知るかよ。お前はそのまま喘いどけ。」
「いっ、あっあっ、あん!」
「おま、濡れすぎ…。くっ…。」
「あ、かっちゃ、かっちゃん。好き、好きだよぉ…。」
「月…。」
「ふ、ふぇ?あ、あん!」
「俺の方がお前のこと好きだわバーカ。」
「〜っ!」
「ぐっ、イく…!」
2人同時に果て、テーブルに突っ伏す形になる。月の首から肩にかけたラインが綺麗で、思わずがぶりと噛み付く。
「ちょ、かっちゃん!跡ついちゃうよ!そこ見えちゃうし!」
「見せつけとけ。」
「も〜!」
頬を膨らませて怒った顔をするも、どことなく嬉しそうな月が可愛くて、また自身が大きくなる。
「かっちゃん…なんでまた大きくなってるの…?」
「知るかよ。お前が可愛すぎんのが悪い。」
「それはありがとうだけど、ほら、テスト勉強…。」
「いらん。もっかいやる。」
「ちょっとー!」
そしてその後もう一回して、テスト勉強そっちのけで2人で俺の部屋で昼寝をした。こういうのめっちゃいいな、と思いながら俺の胸でスヤスヤと眠る可愛い月を見て、愛しい気持ちが込み上げて来ると同時に、またムラっとしてしまった。
「はっ。本当、こいつのこと、どんだけ好きなんだよ俺。」
「ん〜、私もめっちゃ好き〜!」
「起きとったんかお前!ふざけんな!犯す!」
「え、ええ!?」