血界
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「スティーブンさん!じゃーん!」
「おお!いいじゃないか。おじさん興奮しちゃう。」
うちには2人家政婦がいる。1人はヴェデット。彼女は本当に働き者で、いつも僕のことを気にかけてくれる優しい家政婦だ。そしてもう1人はこの子、月ちゃん。ヴェデットがいない日に働いてくれているのだが、この子もまた良く仕事が出来、そして、めちゃめちゃ可愛い僕の恋人だ。
「スティーブンさんこういうの好きなんですね。」
「中身が月だったらなんでもいいんだけどね実際。」
「えへへへへ。」
月は今、僕のシャツだけを着させられ、家事をさせられている状態だ。僕の方が大きいのでダボっとした感じにはなっているが、月も月で背は高い方なので太ももが有り難いくらいに丸見えになっている。あとちょっとで下着が見えそうなのだが見えない。
「月ちゃん、パンツ見せてよ。」
「え〜!どーしよっかなー!」
「いいじゃないか〜。」
「ふっふっふっ、チラッ!」
「わー!やったー!」
「きゃー!変態おじさんだー!」
こんなところをライブラのメンバーに見られたら僕の人生は終わる。人前で見せられない僕の恥ずかしい部分を月は全部受け止め、どちらの僕も好きだと言ってくれる。ああ、僕はなんて幸せなんだ。
「スティーブンさん、今日はお仕事行かないんですか?」
「今日は休みなんだよ。だから一日中月をずーっと見ていたい。」
「え!何ですかそれ!張り切っちゃお!じゃあ今から昼ごはん作るので、見ててくださいね。」
「んー、ランチは後でいいや。ほら、こっちおいで。」
ライブラでの激務。たまに行う自分個人での仕事。僕の休まる日なんてほとんどなく毎日疲弊しきっていた。そこに現れたのがこの天使、月。彼女の存在自体が僕を癒し、支えてくれている。
「えー、でも、お仕事しないと。」
「いいからおーいで。」
「…はーい。」
パタパタと駆け寄って来る月。おいでというと必ず来るところが可愛くて仕方ない。
「はい、ここ座る。」
「わーい!スティーブンさんのお膝!」
「よーしよしよし。」
「んふふ。」
ソファに座っている自分の膝に愛しい彼女をのせる。柔らかい太ももの感触が自分の太ももにも伝わり、思わず抱きしめる。この子をドロッドロに甘やかしたい。甘やかせば甘やかすほど自分が満たされていく。頬に手のひらを添えると、スリスリと頬を擦り付けてきた。あああああ可愛い。なんなんだこの生き物は。
「月、アイスクリーム買ってあるよ。月の好きなクッキー&クリーム。」
「えー!わーい!ありがとうございます!やったー!」
「食べたい人ー。」
「はーい!」
「じゃあねえ…アイス食べたい?それとも僕とキスしたい?」
「スティーブンさんとキス!」
「即答かい?」
「スティーブンさんとキスしたーい!」
「アイスはいいのかい?」
「アイスよりもこっちの方が好きなんで。」
意地悪そうに僕を見てニヤリと笑う月に心を鷲掴みにされた僕は、もう、止まれなかった。
「んん!はん…む。」
「月…。ちゅ。」
「んちゅ、はっん、スティ…スティーブ…ンさ…んむ。」
「月…。は、んん。好きだ。」
「好…き、でふ、んちゅ。は。んんん。」
あぁぁぁぁああああ!なんっでこんなに可愛いんだ!好き、好きだ。月が好きでたまらない。呼吸が出来ないのは、キスが激しいからか、それとも月が好きすぎて胸が苦しいからか。僕は無我夢中で月の唇を貪った。
「しゅ、スティーブンさん…。」
「ああ、月、すまない。我を忘れてしまったよ。」
「んーん、あのね…。」
「ん?どうした?」
「んー…。」
「どうしたんだ。言わないと分からないよ。」
「…嫌いにならないですか?」
「嫌いになんかなるもんか。ほら、言ってごらん。」
「……もっと…して?」
額を甘い何かで撃ち抜かれたような感覚だった。僕のシャツを着て、胸元からは可愛い下着が見え、これまた太ももも丸出しで、わざとかわざとじゃないのか、無防備にコテン、と頭を傾けて上目遣いで見上げてくるこの子に、僕の理性は崩壊した。
「月、おいで。」
「はい…。」
月の手を引き、寝室へと導いた。
「ん、んぁ、スティーブン…さ…。」
「ん?どした?」
「や、そこ、で…喋らな…で。」
シャツは着せたまま胸元を開け、そこから月の胸の飾りをひたすら舐める。空いてる左手ではもう片方の胸を弄り、右手では耳を弄る。
「ひゃ、もう、くすぐった、…ん!」
「好きなんだろ?ここ舐められるの。ん?」
「うぁ…、はい。好き…。ふぅっ。」
月はとても素直だ。まあ、始めの頃はイヤイヤとなんでも恥ずかしがっていたが、僕の教育の賜物というわけだ。恥ずかしがりながらもおりこうさんに答えてくれる。その度に胸がきゅうっと鷲掴みにされたように感じ、さらに興奮を覚える。もっともっと、虐めてしまいたくなる。
「どうする?ここら辺でやめてアイスでも食べる?」
「や、やぁ、やめないでください…。ふぁっ。」
「ふーん、じゃあ何して欲しいの?」
「んんっ…は、えっと…。やだぁ…。」
流石の月でもこればっかりは口にするのは恥ずかしいらしい。羞恥心を含み顔を赤くしながらも瞳では僕を求めてくる月がたまらない。
「言わないと分からないぞ?ちゃんとおねだり出来る子が僕は好きだなあ。」
「あぁ、んっ!スティー…ブンさん、私のこと…好きでいてぇ…。あん。」
「じゃあ、言えるね?」
「〜っ!…んっ、ス、スティーブンさんを、ください…。ああっ。」
「よく出来ました。」
「ああっ!」
頭を撫でて額にキスをし、自身を一気に挿入する。散々焦らしたせいか、月のそこは僕を受け入れる準備が完全に整っていた。
「くっ、月、グチョグチョじゃないか。いやらしい子だ。」
「うえっ、うう、ごめんなさい。ああん!」
「大好きだよ、いやらしい月ちゃん。」
「ふぅ、ああ、スティーブンさん、大好き。大好き。大好き!うぁあ!」
キュッと月の中がさらにきつく締まり、情け無くもすぐに達してしまいそうになる。
「月、ごめん、おじさんもう我慢出来そうにないんだが…。うっ。」
「スティーブンさん…キて?」
「!!!!!!!!…全く、君って人は…!いくよ、月!」
「あっ、あああ!ふぁぁ!」
君の中に包まれて、君の優しさに包まれて、今日も僕は、この世界を守ろうと誓う。君のいる、この世界を。
「…ん?」
「あ、スティーブンさん、おはようございます。」
どうやらあの後そのまま眠ってしまったらしい。未だ僕のシャツだけを着たままのフワリと微笑む彼女の顔を見ながら目覚めるのは、とてもいいもんだね。
「今、何時だい…?」
「夕方の5時です。お昼寝しちゃいましたね。」
「うん。とてもいい気持ちだよ。」
「良かった。お昼ご飯食べてないからお腹空きましたよね、夜ご飯作ります!」
「うん、ありがとう。」
「スティーブンさん、」
「なんだい?」
「大好きです。」
「僕も大好きだよ、月。君がいればもう、何もいらないほどに。」
夕飯を作る、音がする。空腹をくすぐるような優しい匂いに、幸せを感じる。こんな毎日が、ずっと続きますように。
「スティーブンさん!ご飯出来ましたよー!」
「おお、いい匂いだ、よし、それじゃあ、」
「「いただきます。」」