第9話:幽助とぼたん
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「もしかして…螢子が前に言ってた奈由さんか…?」
『…初めまして、幽助君』
近いようで遠かった2人の距離が、やっと重なった瞬間だった。
幽霊だった姿も見ていたし、こうして生身の姿で、話ができるなんて不思議な気持ち。
こんな日が来るなんて、夢のようだ。
奈由は、言葉には言い表せぬ喜びをジワジワと感じていた。
幽助の母は「お茶入れてくるわねぇ」と言って、一度部屋から出て行った。
それと入れ代わるようにして、奈由が部屋の中に入った。
『...螢子ちゃんから、私のこと聞いてたんだね』
「ああ。前に良い友達ができたって、嬉しそうに話してたぜ。
まさか、アンタだったとは、驚きだな」
奈由は、持っていた救急箱を幽助のベッドの真横に起き、その場で床に座った。
『改めて、自己紹介するね。群青奈由です。よろしく。私のことは、奈由でいいよ』
「俺は浦飯幽助。よろしくな」
「あたしは、ぼたん!っていっても、さっきも挨拶したけど。改めてよろしくね」