第5話:螢子ちゃん
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奈由は、久しぶりの再会に感極まり、螢子を抱きしめた。
『螢子ちゃん、本当に久しぶり!良かった...元気そうで...』
「奈由ちゃんこそ!元気そうで良かった。あいたっ!」
「こーら!アンタ達、久しぶりに会えたのが嬉しいのはわかるけど、給料分、ちゃんと仕事してもらうからね!螢子も!たまには店の手伝いくらいしなさい!」
『「はぁーい」』
後ろからおばちゃんに、頭をコツンと叩かれて
螢子ちゃんと奈由は顔を見合わせ、微笑み合った。
さーて、お仕事頑張るぞ!
「ごちそうさーん」
『ありがとうございましたー!』
あっという間に夜の20時。
夜のピークを過ぎて、店も静まり返りつつある中、チラッと横目に見る螢子が、楽しそうに鼻唄を口ずさみながら、テーブルを拭いている。
やはり、何か良いことでもあったんだな。
『ねぇねぇ...螢子ちゃん、もしかして何か良いことでもあったの?』
「へ!?」
奈由の突然の言葉に、必要以上に驚く螢子。
奈由は頭に?マークを浮かべながら首を傾げた。
「良いこと…うん。あったんだけど…でも、こんなこと言ったって…信じられないん…じゃないかしら…」