第5話:螢子ちゃん
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
ーー少しの月日が流れた。
私は相も変わらず、霊を見る。
でも、あの頃とは少し違う。
気持ちの持ちようの面で。
『あ、ジョニーだ。あれ、百合ちゃんは久々に見たな。ん?あの子なんて名前つけたっけな…?あ、そうだ。佐々木君だ、佐々木君!』
空を仰いで独り言。何とも恐ろしい独り言。
はたから見れば、おかしい子だろう。
まぁ、そう思われないために、人のいない屋上で呟くわけなんですが…ね。