第1話.掴まれた左腕
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"あの人"
奈由は首を傾げながら、その言葉に反応した。
『あの人って、誰?』
「奈由知らないの?前回のテストでも1位とってた人!」
「顔良し、頭良しのA組の南野君!
ファンクラブまであるらしいよ!」
南野君?
"あの人"の名前がわかっても、その南野君とやらが、誰なのか知らない。
『その人、そんな人気あるんだ』
「人気も人気!知らない方がおかしいって!」
『興味なぁーい』
格好良いといえば…昨日のあの人も
綺麗な顔してたよな。
同じ学校の制服を着ていたってことは…あの人も、この校舎の中にいるんだよね。
「奈由?何、ボーッとしてんの?」
沙希に、肩を軽くポンッと叩かれた。
気付かないうちに、ボーッとしていたらしい。
「何かあったの?
今日、テンション低くない?」
『え、いや…』
どうやら、皆に心配されるほど
私はボーッとしているらしい。
おそらく、昨日のあの出来事が原因。
頭の中にチラつく、あの人の顔。
抱きしめられた時に感じた、温もり。
やばい、何考えてんだろ…私。
奈由は首を傾げながら、その言葉に反応した。
『あの人って、誰?』
「奈由知らないの?前回のテストでも1位とってた人!」
「顔良し、頭良しのA組の南野君!
ファンクラブまであるらしいよ!」
南野君?
"あの人"の名前がわかっても、その南野君とやらが、誰なのか知らない。
『その人、そんな人気あるんだ』
「人気も人気!知らない方がおかしいって!」
『興味なぁーい』
格好良いといえば…昨日のあの人も
綺麗な顔してたよな。
同じ学校の制服を着ていたってことは…あの人も、この校舎の中にいるんだよね。
「奈由?何、ボーッとしてんの?」
沙希に、肩を軽くポンッと叩かれた。
気付かないうちに、ボーッとしていたらしい。
「何かあったの?
今日、テンション低くない?」
『え、いや…』
どうやら、皆に心配されるほど
私はボーッとしているらしい。
おそらく、昨日のあの出来事が原因。
頭の中にチラつく、あの人の顔。
抱きしめられた時に感じた、温もり。
やばい、何考えてんだろ…私。