第4話:落ち着かない心
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
もうそれが可愛いのなんのって!
私は幽助君には会ったことないけれど
話を聞くかぎり、幽助君も螢子ちゃんのことが好きなんじゃないかな…多分。
いつか会ってみたいなぁ。
『よし、着いた~……あれ?』
色々な考えを巡らせている間に
私は雪村食堂に辿り着いた。
食堂のドアを開けようと、手を伸ばした瞬間
ドアの前に一枚の紙が貼られているのに気付く。
『誠に申し訳ありませんが、本日は営業終了とさせて頂きます……ぇえ!?』
あまりに大きな声を出したために
近くにいた通行人も
肩をびくつかせて驚いていた。
『え?休み?今日定休日じゃないよね!?』
確か普通に営業日のはずなのに、食堂のガラスドアの向こうからは
おじちゃんの鍋を振る音も
おばちゃんの威勢の良い声も聞こえてこない。
本当に、お休みなんだ…。
「…あ!あら!奈由ちゃん!」
『へ?あ、おばちゃん!!』
雪村食堂の勝手口より、いつも威勢の良い声で仕事をする螢子ちゃんのお母さんが
喪服姿で現れた。